フレイルについて2
活力や体力が衰えてきた高齢者のことを「フレイル」といいます。
フレイルの診断基準として
1.体重減少(1年間で3~4kg減少) 2.活動量低下 3.疲労感 4.移動能力の低下 5.筋力低下
のうち3つ以上当てはまる場合をフレイル、1~2つ当てはまる場合をフレイル前段階と診断します。
また身体的な問題だけでなく、認知症や抑うつ、意欲の低下など精神的な「メンタルフレイル」、
外出や地域交流の減少、閉じこもりなどを「ソーシャル(社会的)フレイル」
これらの要素が絡み合って、要介護や寝たきりとなり心身の自立が保てなくなります。
フレイルによる、寝たきり、要介護、入院などの患者が増加することで、
医療費の増大に繋がり社会的な問題となっています。
そこで、フレイルの予防には3つの大事な要素があります。
つづく・・・