マッサージについて
まちなかでは「手もみ」「リラクゼーション」「タイ式マッサージ」などの名前で
マッサージを提供する店舗を見たことがあると思います。
今や「コンビニより多いマッサージ店」などと言われているほどに、その数は増えています。
マッサージは、もともと中国伝統医学がルーツになっており、
あん摩や推拿と呼ばれ、江戸時代には漢方、鍼灸と並び医療の中心でした。
現在日本でマッサージを行うことができるのは、「あん摩・マッサージ指圧師」のみです。
しかし、「リラクゼーション」などの名前で、ストレス解消やリラックスが目的として
無資格でマッサージを提供する店は多くみられます。
マッサージも、カイロプラクティックと同様、規制があまく非常にグレーな領域です。
正しい医学知識を持たなくても施術が行えるので、症状の悪化につながる恐れもあります。
マッサージを受ける際は、「あん摩・マッサージ指圧師」の資格を持つ
治療者に行ってもらうのが賢明でしょう。
下のURLは厚生労働省が作成した、あん摩・マッサージ指圧師や鍼灸師などの“資格者”と
“無資格者”を見分けるポイントがまとめられたものです。
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10800000-Iseikyoku/0000118514.pdf