神経学的診察
今日は、水曜定例の勉強会を行いました。
今日のテーマは運動器疾患の診察に欠かせない
「神経学的診察」について理解を深めました。
神経学的診察とは、筋肉を動かす運動神経や、知覚を司る感覚神経の障害を調べる診察方法です。
我々鍼灸師は、画像診断ができないため、実際に患者さんの体を触ったり、
動かしたりして、どこに問題があるかを調べます。
神経学的診察が必要な患者は、脊柱管狭窄症、頚椎症、椎間板ヘルニアなどにより痛みやしびれがある場合です。
専門的な内容になりますが、
例えば頚椎の4番/5番の椎間板ヘルニアの場合
・上腕二頭筋、三角筋の筋力低下
・上腕外側の感覚障害
・上腕二頭筋腱反射の減弱
などの異常を認めます。
このように神経学的診察を行えば、ある程度の障害を特定することができます。
患者さんにとっては「なんのこっちゃ!」といった感じですが、
診断・治療の上でとても重要な検査になります。
・・・気づけばもうこんな時間!
スタッフの皆さん、遅くまでご苦労様でした(笑)
「All for the patient」の精神でこれからも頑張ります!