在宅医療カレッジ in 京都 参加報告

会場内で描かれたブリーフィング

昨日は、京都の池坊短期大学で開催された、在宅医療カレッジに参加してきました。

講師の佐々木先生は、日本一規模の大きい在宅クリニックを経営されている内科医です。

先生の講演のなかで、いくつか印象に残っていることや、特に先生が強調されていたところを

自分なりにまとまて書いてみます。

今までの日本の医療とこれからの医療

これまでの日本の医療は、短期的なリスク回避、安全優先、制限中心、弱点重視などで

病気になったら治療する、障害にはリハビリを行い社会復帰を目指すという

「医学モデル」が中心になっていました。

しかし、これからの日本は75歳以上の高齢者が急増して、疾病も複雑化するため

病気を治癒、完治することが難しくなります。

医療費は、年間1兆円増大しており、今までのように社会保障制度に依存することはできません。

「何かあったらすぐ入院」では、いずれ限界がきます。

これからの医療は、病気になっても住み慣れた地域で幸せに暮らしていけるよう

「地域で支える医療」へと変化していかなければいけません。

その人の強みを生かし、最適な生活環境を整える「生活モデル」へとシフトチェンジが必要です。

つづく・・・