認知症?うつ病?

認知症に間違われやすい疾患として、うつ病があります。

高齢者のうつ病の原因は、主に身体機能障害(疼痛、筋力低下、移動能力の低下、寝たきり)や

社会性の低下(配偶者を亡くす、独居、外出困難)によるストレスで起こる場合が多く、

症状としては、意欲の減退(アパシー)や記憶力の低下など、認知症と同じような症状がみられます。

高齢者うつ病の場合は、抑うつ気分が強く、物忘れの訴えが強いことが特徴です。

認知症では、記憶力の低下を認めようとしなかったり、はぐらかすといった特徴がありますが、

うつ病の場合は、「わからない」と繰り返すことが多いと言われています。

つづく・・・