アレルギー性皮膚炎奏効
【アレルギー性皮膚炎の症例】
29歳女性
主訴:顔全体の皮膚が赤くなり腫れ痛む
現症:2年前頃から突発的に顔が腫れて赤くなり皮膚の痒みと痛みがある
多い日は週に2~3日悪化する
B総合病院アレルギー科受診アレルギー性皮膚炎の診断
抗生剤、抗ヒスタミン剤の内服と外用抗菌剤、抗真菌剤の塗り薬を処方され
徐々に発症頻度は少なくなるも治癒に至らず
お母様のご紹介で来院、
随伴症状として先天性外斜視による目の疲れ頭痛、小便が出にい、花粉症等
弁証:肝鬱気滞、肝経湿熱
処置:ステンレス鍼30mm3番
右蠡溝右肝兪を中心に置針
月に1~2回の頻度で来院
経過:鍼治療以後写真ではお見せできない程の真っ赤なお顔の腫れはでなくなる
内服薬、塗り薬も中止、随伴症状も殆ど軽減する
考察:小便不利やアレルギー性皮膚炎、随伴症状も全て”肝経湿熱”に有効な
蠡溝が奏功したと考える
今年は結婚式も控えているのでとても喜ばれ、友人のアトピー性皮膚炎も経過は良好