灸頭針について
灸頭針とは・・・
皮膚に刺入した鍼の柄に、丸めたもぐさを差し込んで燃やす方法です。
もぐさは通常よりも燃焼温度の高い「粗悪もぐさ」を使用します。
輻射熱により広範囲・深部まで温めることができます。
灸頭針を使う目的として
1.冷えにより末梢循環障害が起こっている場合(東洋医学的には寒凝血オによる不通則痛)
2.深部組織の拘縮などにより痛みや循環障害が起こっている場合(五十肩の拘縮期など)
3.自律神経症状の改善(温熱刺激は自律神経の調節に有効)
など様々です。
夏場だと、クーラーの冷気で血液のめぐりが悪くなっている方や、
冷たい物の摂りすぎで、内臓が冷えている方にはぴったりです。