鍼灸院と病院・診療所の連携について

埼玉医科大学の調査によると、ランダムに4つの都道府県の医師に
 
「鍼灸を患者にすすめたいか?」という質問をしたところ
 
約26〜45%の医師が「鍼灸を勧めたい」と答えました。
 
その中で、実際に「鍼灸治療院と連携がある」と答えたのは約7~13%程度でした。
 
 
「実際に紹介したいけど、繋がりがない。」
 
「鍼灸はなんとなくいいと思ってるけど、どこに紹介すればいいのか・・・」
 
このように考えている開業医の先生や、大学病院の先生は意外と少なくないのだと思います。
 
 
慢性疼痛、筋骨格系・内臓・自律神経系の機能障害などは、西洋医学では対応が難しく、
 
治療に苦渋するケースが少なくないです。
 
 
医師に対して、鍼灸治療の良さをアピールしていくかが課題です。
 
当院も、近隣の診療所と紹介状のやり取りをしたり、大学病院との繋がりができたりと、
 
徐々にですが、“連携のかたち”ができつつあるように感じます。