日本人は座りすぎ!? その2
長時間の座位(8~11時間以上)は、心血管疾患、がん、糖尿病などによる
死亡リスクを14~40%高めることが分かっています。
Scand J Work Environ Health 2015;41(6):519-528
https://www.businessinsider.jp/post-106010より引用
座位(デスクワーク、テレビを見るなど)しているときは、立っているときに比べて
筋肉の活動がほとんどありません。
そのため、本来ポンプの機能を果たしている下肢の筋肉(第2の心臓とも呼ばれる)が働かないために
ドロドロ血液になり、血栓ができやすくなります。
また、酸素の運搬能力も低下するため、糖や脂質の代謝酵素の働きも落ち、
糖尿病や肥満のリスクが高まるそうです。
対策方法は・・・?
① 30分から1時間に一度はトイレ休憩、飲み物や資料を取りに行くなどのブレイクタイムを取る。
② ブレイクタイムの目安は、30分に1度の場合は3分間、1時間に1度の場合は5分間。
③ なかなかブレイクタイムを取れないときは、座ったままかかとを上げ下げする、
などです。