新年度の院内勉強会
神戸異人館通りのスターバックス
異人館を改装した店内は、西洋のおしゃれなつくりでついつい長居してしまいます。
新年のごあいさつで、今年の目標として
「スタッフ全員の臨床能力向上」を掲げました。
当然、目標は掲げるだけでは意味がありません。
目標達成における、具体的な学習のプロセスが必要です。
学習のプロセスとは・・・?
医学教育におけるカリキュラム作成などに用いられる概念に
一般目標:GIO(General Intructional Objective)
行動目標:SBOs(Specific Behavioral Objectives)
という考え方があります。
「一般目標」は概念的・包括的な学習目標であり、「自分がどうなっていたいのか?」というイメージです
「行動目標」は観察・測定が可能な学習目標であり、「GIOを達成するためになにを実践したらよいか?」
というより具体的な行動指針です。
GIO、SBOsのどちらも言葉(動詞)で表現することが重要です。
すなわち、「臨床能力の向上」というのはかなり漠然としているため、
今年の勉強会の目標を「正確かつ総合的な体表観察能力(東洋医学的診察法)を身につける」
という一般目標に変更し、掲げることにしました。
具体的な行動目標は、現在作成中・・・
おおかた完成し、道筋がみえてきました。
目標を掲げている方は、是非「なりたい自分」と、
「なりたい自分になるための行動計画」を考えてみては?