日本語っておもしろい
お昼休みにSNSをチェックしていると、こんな言葉が目にとまった。
「我慢」と「辛抱」の違い、わかりますか?
磯野貴理子さんが、朝の番組でその言葉について紹介した動画が話題になっている。
新型コロナでいつものように外出や、お買い物ができなくなった今、
大好きな石倉三郎さんの著書のなかに「忘れられない言葉がある。」と。
「我慢」っていうのは、どうしても「自分の欲」とか「我」が出てしまう。ずっとは続かないんだ。
でも、辛抱ならできる、ひとって。
辛抱ってのは「辛さを抱く」って書く。
だから、あなたの感じているその辛さを「ぎゅっと抱きしめればいい。」
「ぎゅっと抱きしめる・・・」
なんかできるきがしない?辛抱って。
「いまは辛抱、辛抱。うん。」
そう話す貴理子さんに、「心に響いた。」と、
松居直美さんは涙をながしていた。
ほんの数十秒の動画だったけど、もらい泣きしそうになった。
日本語は、漢字ひとつでまったく違ったイメージを想像できる。
たとえば、
災いや不幸を意味する「難」
「難が無い」ことを無難といい、「難が有る」ことを有り難いという。
うーん。
日本語っておもしろい。
今はこの困難を辛抱して、
いつか日常をありがたいと思えるように・・・