寒湿邪の影響

長引く梅雨により、様々な不調を訴える方が増えています。

頭痛、めまい、肩こり、むくみ、倦怠感、下肢のだるさ、などなど。。。

気温も7月とは思えない寒さです。

このような気候になると、体には「湿邪」が侵入します。

梅雨と湿邪について
https://blogs.yahoo.co.jp/n_harikyu/72841853.html

「湿邪」には、熱を帯びた湿気「湿熱」と冷えた湿気「寒湿」があります。

ココ最近では、雨が降っても気温が上がらないため「寒湿」が影響しやすくなります。

「寒湿」は、もともと胃腸が冷えている人や、冷え症の方は特に注意。

セルフケアとしては、水分摂取量を控える、半身浴や足湯で下半身を温める、

首元を冷やさないことが重要です。

鍼灸治療では、昨日ご紹介した「灸頭針」や、「身柱」「陰陵泉」「公孫」などのお灸が有効です。