低FODMAP食とは?鍼灸との相乗効果で腸の健康を促進しよう!
今日は「低FODMAP(フォドマップ)食」についてご紹介します。
低FODMAP食は、特定の炭水化物を制限する食事法で、腸のトラブルを抱える人々にとって重要な役割を果たします。
FODMAPとは、発酵しやすい炭水化物の総称で、(果物、野菜、穀物)などに多く含まれています。
この炭水化物を摂取することで、腸内で発酵が進み、ガスや膨満感、下痢などの不快な症状が引き起こされることがあります。
低FODMAP食では、これらの炭水化物を制限することで、腸内の症状を軽減します。
具体的なFODMAPの分類は以下を参考にしてみてください。
いわゆる粉物の摂取が多く、腹部症状があるひとは要注意。
玄米や米粉、全粒粉のパンに置き換えるなどして対応しましょう。
さて、鍼灸との相乗効果についてですが、鍼刺激は特定のツボを刺激すると、体性神経を介して上位中枢へ働き迷走神経を賦活します。
一方で体性神経は脊髄神経節を介して交感神経系にも働くため、結果的に胃腸の蠕動を抑制したり、逆に促進することが可能です。
消化器症状に対しては、鍼灸が有効であると考えられます。
低FODMAP食と鍼灸療法を組み合わせることで、腸の健康を促進する効果が期待できます。
食事制限だけでなく、自律神経を整える鍼灸が相乗効果を発揮し、腸内の不調を改善することができるのです。
まとめると、低FODMAP食は腸のトラブルを抱える人々にとって有益な食事法であり、鍼灸療法と組み合わせることでさらなる効果が期待できます。
ぜひ、ご自身の健康に取り入れてみてください。胃腸の不調がある方は、お気軽にご相談ください。