気圧の低下による不調

低気圧が近づくと、頭痛やめまい、関節痛などの体調不良が起こりやすくなります。

これは気圧の変化が自律神経に影響を及ぼし、体内のバランスが崩れるためです。

東洋医学では「湿邪」が経絡や臓腑に侵入することでおこると考えられます。

鍼灸治療は、気血のめぐりを調整し、水分の滞りを改善させます。

陰陵泉、外関、復溜などが有効です。

漢方では、雨天時の頭痛、吐き気、めまいには五苓散を、

動悸、のぼせを伴うめまいや立ちくらみには、苓桂朮甘湯が有効です。

定期的な鍼灸治療で、気圧変動に強い体づくりを目指しましょう。

体調が優れない時は、ぜひ当院にご相談ください。