痛みの悪循環について:不眠と痛みの関係
痛みが改善していくひと、痛みが慢性化して長引いてしまうひと
一体なにが違うのでしょうか。
前回のブログでは、「破局的思考」というネガティブ思考が関係していことをご紹介しました。
もうひとつの要因として「不眠」がおおきく影響しています。
下の図をご覧ください。
痛みの破局的思考(ネガティブ思考)があるひとは、不安、恐怖により痛みへの警戒心がつよくなります。
その結果、痛みを避けようとするため動かなくなって、筋力が低下して、より痛みを強く感じてしまうのです。
これが「痛みの悪循環」です。
さらに、この図のなかの「不眠」という言葉にお気づきでしょうか。
「眠れない」ことで、不安や恐怖というネガティブな感情がより強くなることもわかっています。
つまり、不眠そのものが痛みの悪化と密接に関係しているのです。
では、この痛みの悪循環をとめるには、どのようなことが必要なののでしょうか。
つづく・・・