ベーカー嚢腫に鍼が有効
ベーカー嚢腫(Baker’s cysts)は、膝の裏側にできる嚢腫(液体がたまって腫れること)です。
正式には膝窩(しっか)嚢腫とも呼ばれまます。
膝の屈伸時に痛みや不快感を感じることもありますが、多くは無症状です。
膝裏に腫れを感じて気づくことが多いようです。
原因としては、半月板損傷や膝の外傷、変形性膝関節症による炎症が考えらえています。
原因の治療は必要となりますが、ベーカー嚢腫には鍼治療が有効であることが多いです。
嚢腫を囲むようにして、お灸をすると徐々に腫れが引いてきます。
また、半月板損傷、変形性膝関節症などが疑われる場合には、MRIの撮れる病院をご紹介することもできます。
ベーカー嚢腫や膝関節に関するお悩みはぜひご相談ください。