エントリー - nagaoka

外科手術後の後遺症への鍼治療

頚髄症の外科手術において 時に狭窄する頸椎に骨移植をして固定することがある 当然術後は頸椎可動域が低下し 放置すると激しい頸肩部痛や 広範囲に強い筋緊張を伴った痛みが発生する 外科医は手術は成功しているので治療法はないと […]

頚椎症に対する少数鍼

60代男性 3年前から右上肢~手指のしびれが出現 整形外科のX-P検査で頸椎の間隔が狭くなっていると言われた 半年前から範囲が広がり悪化 通院されている奥様のご紹介で来院 上肢反射は正常、握力正常、頸椎の後屈で患側上肢に […]

啓蟄

今日は二四節気の”啓蟄” 立春を過ぎていよいよ陽気が高まり 梅は開花し雑草も伸びてきた 肝気の影響を受け花粉症や頭痛患者さんが増えてきている 気をのびやかにしてイライラしないように心掛けること 激しい運動よりのんびり散歩 […]

骨痺とは

≪黄帝内経・素問・霊枢≫より 痺は風寒湿の三気雑じり至りて合して痺を為すなり 冬を以て此れに遇うものは骨痺と為る(痺論篇第四三) 病、骨に在れば骨重くして挙ぐ可ならず(長刺節論篇第五十五) 太陽有余なれば骨痺を病む。身重 […]

北辰会定例会参加

昨日は大阪で勉強会に参加 所属する北辰会のエキスパートコース 鬱病(統合失調症等)の解説と弁証論治・症例解説 蓮風先生からは2時間鬱病の生講義を拝聴した 心神(主)→肝魂(従)(心神が溢れると肝魂に溜め 肝魂(主)→心神 […]

腎陽虚による冷え

≪黄帝内経・素問≫逆調論編 第三四 第三章 帝がいう 身体が冷えて寒気のする人がいる 熱い湯で温めても燃える火で炙っても 体を熱くすることができないし 衣服を重ね着ても温めることができない しかしからだが凍ってガタガタ震 […]

生涯学習研修制度

(一社)愛知県鍼灸師会学術部では 来年度(4月以降) (公社)日本鍼灸師会認定の専門領域研修制度を開催する 方向で調整をしている 必要単位は50単位(1単位45分) 医学教育4単位 基礎医学6単位 臨床10単位 日鍼会。 […]

立春以降の気の乱れ

立春を境に気温の上昇とともに 肝気の乱れが多くなる 日差しも暖かく日中の気温差が10度以上にもなると 朝は寒さを感じるが昼間は冬の衣服では暑い 肝気が上亢すると、脈は浮いて弦脈がとなり 肩こり、頭痛、不眠、眩暈などが生じ […]

膝関節の水腫

膝に水が溜っているか否かは 膝蓋跳動という検査で簡単に判断できる 西洋医学では関節内に注射針を”穿刺”して貯留した水を排出させる しかし、それだけでは炎症は治らないので何回も穿刺することが多い よく水を抜くと癖になるとい […]

中学生の不登校の治療

文科省は、「病気」と「経済的理由」以外の原因で 「年間30日以上」の長期欠席をした児童生徒を「不登校」と定義している 2014年小中学校の不登校が6年ぶりに増加に転じたそうだ 特に多い中学校が9万5,181人(同3,93 […]