エントリー - nagaoka

飲食不節の舌の変化

上は治療前 舌は治療後 20代男性 主訴:胃の不快感・体がだるい・頭重感 弁証:湿困脾土(冷飲によって胃腸の機能低下し体に湿邪が停滞して状態) 処置:左内関に15分置鍼 効果判定:舌の変化が著明で、処置後は空腹感が出てき […]

命は我にあり

貝原益軒 江戸時代の本草学者、儒学者 「養生訓」巻1・総論より 「人の命は我にあり天にあらず」と孫子はいった 人間の生命はもちろん天からもらった 生まれつきのものだが 養生を良くすれば長いし 養生しなければ短い だから長 […]

人間は純朴さが大切

老子の言葉 男性的な強さを持ったうえで 女性的な母性の心を保つことができると その人は社会の成功者となることができる 社会的な成功者となれば常に社会貢献を重ねる徳積みをおこなうと その人は赤子にような純粋性をだんだん取り […]

脈診による風邪の診たて

風邪の邪気が体表で生気と戦っているとき(邪生闘争という) 少しく寒気がしはじめる、この時脈診をすると平生の脈と比べて 脈が浮いて強くなる、風寒邪に生体が抵抗している時だ 今日インフルエンザの予防接種を受けた患者さん 脈診 […]

気逆について

≪黄帝内経・素問≫評熱病論篇 第二章 太陽(膀胱経と小腸経)は体表を支配していて 陽気が一番強いところである そこで最初に邪気が侵入する場所である 太陽と少陰は表裏の関係にある 故に太陽が邪気に侵されていて発熱すると 少 […]

患者さんの声 頚椎症性頚髄症

長年苦しんでいたしびれや痛みから解放された 患者さんの声を許可を得て掲載させていただく 頸椎症性頸髄症                 デサキ ムツモリ 41才 H25年8月から肩が挙がらなくなり、左手のしびれが出てきて […]

魂に効いた肝兪

毎日続く頭痛に悩まされていた40代の患者さん 2~3週間鎮痛剤を3回/日内服しても治らない 頭痛の原因は残業カットによる過密スケジュール 仕事中は常にイライラしているという 入念な体表観察により右肝兪に25分置鍼 治療後 […]

邪気と発汗

≪黄帝内経・素問≫評熱病論篇 今、邪気が体表の骨肉において精気と戦って 汗が出たということは これは精気が勝って邪気が退去したのである 精気が勝った場合は食欲が出てきて 熱も発せないはずである 再び発熱するのは邪気の為で […]

不安神経症・治療感想

不安神経症の治癒患者さんから 治療を受けた感想をいただいたので、許可を得て公開させていただく 名古屋市在住29才女性 ある日、突然パニックを起こし、吐き気や何も手につかない感覚に襲われました。 それ以来。不眠にもなってし […]

隠れて支えている物事を大切に

老子の言葉 重いものにはそれを支える軽いものがその根底に必ず存在する 大木を支えているのは細かい根っこであり 大国を支えているのは個々の弱い人間に過ぎない 軽いものが多く集まればこそ、大きなものを支えることが可能になる […]