エントリー - nagaoka

気滞血瘀のモートン病

モートン病とは 足の第3-4足趾間(第3趾と4趾の向かい合う側)のしびれ、 疼痛、灼熱痛などの多彩な神経症状が出現する疾患 足趾の骨折がきっかけで発症した40代の女性の患者さん 患側の足趾は底屈・背屈とも痛みが強く 足趾 […]

気逆に神門穴

K先生の症例 耳の神門穴に0.3㎜のパイオネックスを貼ると 気逆あるいは肝火上炎によるのぼせや不眠にとてもよく効く ピンポイントで神門穴の圧痛を求め パイオネックスを片耳に貼り、週に一度張り替える 気逆や肝火上炎は降気清 […]

蓮風先生臨床50周年お祝い

昨日は大阪帝国ホテルに於いて 師匠の藤本連風先生臨床50周年記念式典に出席 150人を超える参加者でとても盛況な祝宴だった 伝統医学を継承しつつ、革新的な天才臨床家であると 多くの学識経験者からお祝いのお言葉があった ご […]

歯肉炎の歯痛を神道で治す

交通事故後遺症の患者さん 3か月整形外科医でリハを受けるも改善せず 脳神経外科医の紹介で来院 1ヶ月の治療で8割主訴が軽減し希望が見えてきた 今日は元々歯肉炎があり左下奥歯が疼くという 神道に置鍼10分 上焦の熱が取れる […]

熱病における顔色の様相その2

≪黄帝内経・素問≫ 熱病における顔色の分類 風論篇第四二 肝:目下が青 心:口が赤 脾:鼻上が黄 肺:眉間の上が白 腎:?茉上が黒 どの五臓に熱が影響しているのかの指標となる

日本鍼灸師会全国大会in岐阜

(公社)日本鍼灸師会の学術大会参加報告 今年は隣県の開催なので会場スタッフとして準備進行をサポートし 担当した岐阜じゅうろくプラザ大会議室での 講演を聴講することができた 講師:湯浅 影元先生(中京大学スポーツ科学部教授 […]

急性腰痛を後谿で

50代♂ 昨日しゃがんだ際に左腰痛発症 来院時は代償性側弯を呈し傾いて歩いている状態 S先生が担当し 左胆経腰痛・経気不利と診たて 左後谿に2番鍼で10分置鍼 直後に痛みは半減し側弯は消失 普通に歩行が可能になる 入念な […]

熱病における顔色の様相

≪黄帝内経絡・素問≫刺熱篇 第二章 熱病における顔色の様相 肝の熱病の場合は左の頬がまず赤くなる 心の熱病の場合は額がまず赤くなる 脾の熱病の場合は鼻がまず赤くなる 肺の熱病の場合は右の頬がまず赤くなる 腎の熱病の場合は […]

腰部脊柱管狭窄症

上は治療前 下は治療後(向かって左の淵の紅色が薄くなっている) 腰部脊柱管狭窄症に於ける舌の変化 60代♂ 5年前から右腰~臀部下肢足底の痛みしびれ発症 鎮痛剤や血流改善薬を内服するも主訴は悪化 間欠性跛行は5~10分 […]

素問霊枢における熱病の考え方

≪黄帝内経・素問≫刺熱篇 「素問」・「霊枢」における疫病(感染症)の記載は その病位を枠組みとして行われている 熱病の場合は、皮肉筋骨の熱病・経脈の熱病・臓腑の熱病に分ける 第一・五臓の熱病の症状と予後と治療法 第二・熱 […]