エントリー - nagaoka

全科者

藤本連風先生がおれは全科者だと冗談をよく言われるが 当院も同様で 赤ちゃんからお年寄りまであらゆる年齢層 あらゆる疾患の患者さんが来院されるので自分も全科者だ 西洋医学の診療科の垣根を越えたところに 東洋医学の真髄をみる […]

混合診療におけるがんと鍼灸

昨日は福岡市で第1回統合医療支援セミナーを受講してきた 米国アリゾナ大学のDrワイル博士のフェローシップ2年間を終了した 織田聡先生による、鍼灸師を核とした”日本型統合医療”実現のための講義だ 1)統合医療概論 2)医師 […]

陰陽論

≪黄帝内経・素問≫「陰陽応象大論篇」 「すべてのものは陰陽から成り立つ、だから病気を治すのであれば 陰陽をよく弁えなさい」と書かれている 「己の限界は、鍼の限界ではない」ということを 肝に銘じて毎日の臨床に挑みたいと思っ […]

漢方薬の芳香

良薬は口に苦しというが 漢方薬は香りを嗅いだり、内服した味が良く感じることで 薬の適不適の判断として昔から言われていた 連風先生のブログには漢方薬の香りを嗅いだ後に 脈診が好転していれば薬は適合していると 判断ができると […]

治りますか?

ときに電話で問い合わせがあり 私の症状(病気)は治りますか? と質問されることがある 患者さんをまだ拝見していなくて 電話だけでは”治ります”とは言ってはいけない 臨床家の責任はとても重いものである 適応症であれば”良く […]

暑邪にご注意

ここ数日6月初旬としては記録的な暑さだ 経度の熱中症と思われる頭痛やだるさの訴えが多い 暑さは体にとって有害な邪気のひとつで”暑邪”という 暑ければ衣服を薄くし、夏の野菜を多めに摂取すること 百会・合谷・照海・などへの軽 […]

経絡経筋を整える

成長期のスポーツ障害 臓腑の問題がないことがほとんどなので 多くは痛みを感じる部位に関連した”経絡経筋病”と捉える 経絡の末端の要穴に鍼を軽く打つだけで 身体が自然に反応して痛みを緩和し 関節可動域が改善する 鍼治療によ […]

小児アトピーへの銀古代鍼

乳幼児アトピー性皮膚炎は 純銀製の古代鍼を上背部に散鍼することが 上焦の清熱にとても有効 薬指を皮膚に軽く接触させて、リズミカルに熱を散らす 慣れるまで少々難しい手技ではあるが 上手くなると上半身の湿疹に有効

ランチョンセミナー

昨日は名古屋医健専門学校で(一社)愛知県鍼灸専門師会総会 引き続いてランチタイムに弁当を食べながら セイリン(株)による鍼の製造工程の プレゼンテーションをしていただいた。 セイリン(株)は世界に誇るMade in Ja […]

リカバリーの鍼

久しぶりに来院された女医さん ストレスフルで疲れがたまって蕁麻疹もあるとのこと 左後渓に置鍼10分 様子を見に行くと上に気が昇って頭が熱いという 脈診すると沈弱であったが浮いて硬くなっている 降気の目的で左太衝に改めて鍼 […]