エントリー - nagaoka

黄帝内経とは

『黄帝内経』とは2000年以上前に中国で書かれた 最古の医学書といわれ、謂わば東洋医学のバイブルである 『黄帝内経』が書かれた時代、医療は現在のように機械を用いたり 細胞を見るなどのミクロの医学はなかった その代わり、人 […]

脱毛症治癒

10代♀ 昨年秋から髪が抜け始め 円形脱毛に気付いてから脱毛が頭部全体に広がる 漢方薬内服するも効果なく(薬品名不明) 四診合参し弁証は心肝火旺 漢方薬の内服を中止して 少数鍼で週に一回の治療を、半年間継続し治癒に至る […]

寒熱狭雑

アトピー性皮膚炎を始めとする皮膚湿疹の弁証分類 正しく寒熱の弁別をすること 舌色での寒熱の判断は最も信頼性がある 舌背に苔が厚く舌体の寒熱が不明の場合は 舌腹(裏)の色調で判断するのが基本 紅に傾いていれば”熱”淡白であ […]

狭心症の一症例

70代♀ 狭心症による息苦しさ・胸苦しさ・胸痛 20年前に冠状動脈にステントOpe ニトロを使用するが一ヶ月間症状に変化なし 脈は沈虚按じて無力 舌下静脈怒張 弁証は肝腎陰虚症 左照海に蓮風鍼3番を20分置鍼 置鍼中より […]

第47回三県合同研修会報告

9月8日~9日に名古屋KKRホテルで 第47回愛知・岐阜・三重・三県合同研修会が開催された 延べで110名の参加者 朝9時~17時までびっちり詰まった過密スケジュール 昼食時はランチを食べながら鍼と艾の製造工程のセミナー […]

第47回三県合同研修会

第47回、愛知・岐阜・三重 三県合同研修会が9月8日9日に開催される 愛知は開催県であることや、学術部が主体になって準備を進めているので この2~3ヶ月間は仕事の合間や休日は準備に忙殺されている 理事の中にPCが壊れて使 […]

院内勉強会

今夜は院内勉強会 スタッフに発達障害の中医学的な弁証分類と治法の解説をし 個別のカンファレンスをした 先天の腎気不足を素体として 湿邪によって湿痰の形成 気滞~気逆・内風を生じる 心神不安 小児の場合原穴診などの体表観察 […]

頭痛に火曳之鍼

昨日は大阪で北辰会の研修会がありスタッフ等6名で参加した 午後からの藤本蓮風先生の公開臨床に 10名ほど自覚症状がある会員が治療を受けた 頭や気を使うと後頭部痛が発症する患者への治療 金の太いてい鍼を関元にあてしばらくし […]

火曳之鍼

心窩(みぞおち)や胃土(胃を診る穴所)に気の停滞がある場合 多くは肝気が上に突き上げられることによって生じる 18金の細いてい鍼を関元(臍下3寸)に軽く当てるだけ 上昇の熱を下焦に曳き降ろすことができる 患者40代♀ ス […]