エントリー - nagaoka

肝鬱と心血不足

例えば疲労時に、肝鬱気滞(ストレスによって気の滞りが起きること)が起こり、 疲労感を強く感じる人と、その時に疲労感は感じられないが、仕事がひと段落し ホッと一息ついた時に疲労感を強く感じる人がいる この二通りの症状の起こ […]

神主学説

神主学説とは 「心神が不安定だと痛みが増し、心神を安定(安神)させると痛みが軽減する」 と東洋医学の古典理論である 神には3つの意味がある  /澄mind):心理・意識・直感の精神的な活動 ◆/澄spirit)精神そのも […]

第2頸椎と噛み合せ

頚椎は頭蓋骨の下から7つある 第2頸椎は軸椎といい頚椎の運動に重要な椎骨である この椎骨が左右にずれることがある 多くは歯の噛み合せの異常で 歯列の乱れ、顎関節の位置異常、等によって 患側の側頸部の筋緊張により第2頸椎が […]

美容鍼の効能

治療で通っていた女性の患者さんの病気が治ってくると 美容鍼に興味を持ち、体のケア+お顔のケアをされる方が 50才以降の方に増えてきている 施術直後に皮膚のたるみは改善 まぶたが良く開き、リフトアップする 嬉しいので表情が […]

胃の気の脈診

東洋医学の診察法で最も重要と言えるのは「脈診」である 左右の橈骨動脈の脈の状態を診ることで”生気の虚実”を伺う 脈を診ずして鍼を打ってはならない 脈診については解説すると一冊の本ができるので ここでは重要なことを記する […]

糖尿病とHbA1c

厚労省の平成19年の国民健康・栄養調査によると 「糖尿病が強く疑われる人」は890万人 「糖尿病の可能性を否定できない人」は1,320万人 合わせて全国に2,210万人もの糖尿病の罹患が推定されている しかも、糖尿病が疑 […]

この季節の眩暈

最近眩暈を訴える患者さんが多い 大暑を過ぎても太平洋高気圧の勢力が弱く 日本列島は気圧の谷に長らくおかれている 寒湿邪によって上熱下寒で上焦に気が昇ることが多いが 発症のきっかけは”ストレス”が最も多い 詳しく問診すると […]

卒後教育

鍼灸学校は増えても,治療ができない鍼灸師が生徒に教え 臨床経験がない若い鍼灸師が増えている 学校教育の問題については以前にも述べたが 厚労省が昨年発足させた≪漢方鍼灸を活用した日本型医療の創生≫ という命題への答えはいま […]

夏バテ対策

今日は二四節気の”大暑” 昨日までの低温から平年並みの気温に上昇し”暑邪”への注意が必要 この時期から”冷飲”冷たい飲み物の摂取過剰は 胃腸の機能低下を招き 食欲低下、体のだるさ(特に下半身)に繋がる 空調の効いた部屋に […]

台風の影響

台風6号はどうやら南の海上に抜けていくのか 名古屋では今夜は風雨もおさまってやれやれである 7月に大型の台風が日本に上陸することはめったになく 台風の卵が発生する赤道付近の海水温の上昇が影響しているのかもしれない さて、 […]