エントリー - nagaoka

日本の梅雨対策

日本の雨季である梅雨は非常に湿度が高く 外湿が盛んで内湿(体内の水の停滞)を生じ 湿困脾土(湿邪が停滞し胃腸が弱ること)の病理を形成し 脾(胃腸の消化吸収の機能)の病証を発症しやすい したがって、脾(胃腸)の弱い人は梅雨 […]

梅雨と東洋医学

今年は早々と梅雨入りした 梅雨が体に与える影響を気象学より考えると 病因病理は「湿邪」による湿困脾土が中心となるので 飲食不摂生や水分の摂取過剰に注意が必要 梅雨の前半は北西の風の影響や低温により 「寒湿邪」となりやすい […]

気逆咳

「気逆」とはヒトの体を巡航している気の流れが乱れ 上に突き上げることをいう 様々な症状を引き起こすので厄介だ きっかけはここでも「ストレス」 発作的に咳がでたり、頭痛、耳鳴り、眩暈、血圧上昇、不眠、等々 風邪でもないのに […]

≪素問≫の養生論その2

予防医学は病気の病因論の裏返しである 「素問」「霊枢」の病因論は天地の三才に基づく 1・天の変動、風雨寒暑である      これに対する養生は、「之を避けるに時あり」である      ことに夏の酷暑、冬の酷寒を避ける   […]

≪素問≫の養生論

≪黄帝内経≫素問に記述された養生の方法を記す 一般に養生論は予防医学より範囲が広い 単に肉体と精神の健全を保持することだけを目的としない さらに深く人間存在の根源的意味を問い、その実現を求める 肉体、精神を越えた生命、「 […]

四時陰陽

≪黄帝内経≫素問・四氣調神大論篇 第二 第四章 第一節より 季節は立夏を過ぎて小満に入り陽気盛んにして万物ようやく長じて満つという しかしこの時期は天候によって太陽エネルギーの消長の波がおおきい ゆえに寒暖の差が激しく、 […]

総会報告

(社)愛知県鍼灸専門師会第1回総会が昨日開催された 約40名の参加者であったが極めて滞りなく議事が進み 会員からの質問や意見は受納的かつ会の方向性を問うだけで 短時間で終了した 執行部としては今年度の事業計画が予定通り行 […]

第1回総会

明日は(社)愛知県鍼灸専門師会の第1回総会が 名大の鶴友会館で開催される 研究意欲のある鍼灸師のための社団が誕生して半年 組織を立ち上げ会員を募り100人を超える組織にまで育った 明日はその法人の初めての総会が開催される […]

カモガヤ花粉症

スギ・ヒノキの飛散が終わってカモガヤの花粉症の季節になった カモガヤ(イネ科) 開花期:5月~6月 高さ:30~70cm あき土地、道ばた、畑の周辺に多く、住宅地であればどこにでも見られる 花粉を早朝に飛散させるので注意 […]

三叉神経痛について

三叉神経痛 ある日突然顔の片方の痛みを発症する 部位は頭頂部から側頭部、眼の上下、頬、唇の上下、後頚部、後頭部 皮膚の表面のピリピリ、チクチク、ズキズキと表現する痛み 風が当たっても、髪の毛を触れても痛みが増悪する 発症 […]