仙腸関節機能異常
いつの時代でも来院患者さんで多いのが腰痛
腰痛の治療で仙腸関節の動きが悪い人に対して
仙腸関節の可動性を良くする鍼治療をすると
驚くような効果を示すことがある
ゴルフによる急性腰痛の男性に対して
仙腸関節へのアプローチをした結果
「全く痛みがなくなった!」と喜びのお電話があった
画像診断で問題があっても痛みが消失する事実は
痛みの本質を局所で判断しない東洋医学の知恵だ
いつの時代でも来院患者さんで多いのが腰痛
腰痛の治療で仙腸関節の動きが悪い人に対して
仙腸関節の可動性を良くする鍼治療をすると
驚くような効果を示すことがある
ゴルフによる急性腰痛の男性に対して
仙腸関節へのアプローチをした結果
「全く痛みがなくなった!」と喜びのお電話があった
画像診断で問題があっても痛みが消失する事実は
痛みの本質を局所で判断しない東洋医学の知恵だ
60代♀週に一度身体のケアで来院中の患者さん
最近胃のつかえや不快感を訴え
胃内視鏡検査の結果慢性胃炎と
胃酸過多を指摘される
飲食について伺うと
コーヒーを多い時で一日7~8杯飲んでいた
患者さんと相談してコーヒーの代わりにハーブティーにして
左内関の置鍼と、打鍼で主訴は緩解しつつある
カフェインの作用として
<適量摂取のメリット>
(1)眠気覚まし:カフェインは興奮剤の一種
(2)頭痛の緩和:一時的な血管収縮作用による
(3)筋肉疲労の回復:血液の改善の効果
<過剰摂取のデメリット>
(1)胃痛分泌の誘発:胃液の分泌を促す働きがあり胃を荒らすこともある
(2)貧血:鉄分や亜鉛などミネラルの吸収を阻害する性質がある
(3)睡眠の質の低下:興奮剤の一種であるため睡眠の質が低下することがある
カフェインは適量の摂取は身体に良いが
過剰摂取の弊害を忘れてはならない
カフェインの感受性は個人差があるので一概に言えないが
健康人で一日2~3杯まで
カフェイン制限が必要な場合はコーヒー、緑茶は飲まない、が当院の基準だ
過敏性腸症候群(IBS)
患者は若年者から高齢者まで様々
便秘や下痢を繰り返す
素体としては脾虚(胃腸の虚弱)
肝鬱(ストレスのよる)が影響すると
肝脾不和となって慢性化する
西洋医学は下剤や、下痢止めを使うが対症療法なので解決できない
来院時にはほとんど薬を内服しているので
まず内服はすぐ止めずに平行して鍼灸治療をする
安定してきたら徐々に薬への依存を減らしていく
最近は毎日の食生活を把握するために1週間の食事を書いてきてもらうと
多くの方は食事の乱れがある
一日三食べない、栄養の偏り、野菜不足、油脂類の摂りすぎ等
規則正しく、バランスのとれた食事があって初めて治療が生きてくる
60代以降の女性に多い主訴
「目がしょぼしょぼする」という訴えがある
眼科ではアレルギー、ドライアイ、白内障の初期など
様々な診断がされ点眼薬が複数処方される
アレルギーではないのに
アレルギーの点眼薬を処方されている症例で
起床時に目ヤニで目が開けられないという訴えが多い
点眼薬を中止して鍼治療をするとほとんど改善する
多くは腎虚によるので補腎の処置と腰眼への置鍼
病名がつかない目のしょぼしょぼに鍼治療は有効だ
今年のスギ花粉飛散量は少なく飛散のピークは過ぎている
来院中の患者さんはほぼコントロールできているが
最高気温が20°を上回る暖かさによって
陽気が昇り、鼻づまりや目の痒みの訴えで来院される患者さんも多い
一本の鍼による降気や理気の処置で殆ど解決し
耳のツボにパイオネックス0.3mmを2~3本貼っておくだけで
治療効果も長続きする
実証で鼻閉や目の痒みが強い方には百会の刺絡が著効を示す
薬の副作用に悩まずに治せる最も優れた治療法である
今日の外来患者さん
60代♂
高血圧症で初診時BP160/80であった
アムロジンを1回/日内服中
耳鳴りの鍼灸治療を続けてから血圧が下がってきた
最近は起床時に低い時はBP116/75
主治医に相談すると血圧が90台に下がるまで降圧剤は飲むようにとのこと
このことを外来患者さんの内科医師に話すとビックリされていた
その年齢であまり下がり過ぎると身体に良くないと
医師の処方されている薬について我々鍼灸師が介入することはできないので
セカンドオピニオンで他の医師の意見を伺うことも一方かなと考えている
老子曰く
つま先で立つ者は長い時間は立てず
大股で歩く者は遠くまでは歩けません
自己弁護する者は他人から認めてはもらえませんし
自画自賛する者は他人から評価されることがありません
自慢する人間ほど本当は功績を持ってはおらず
どこにいても長続きはしません
要するに「無理をしても長続きしない」ということです
無理をして有名進学校に行くより、余裕で入れる学校にいたほうが
人生が豊かになれるかもしれない
高望みをして金持ちで美男と結婚しても幸せになれるとは限らない
他人を意識した無理な生活をせずに
マイペースを保つ人が幸福になれると老子は言っている
老子は言う
何も無いこと、空(くう)の有難みに気づいているのかね?
それを本当に認識すれば、無が生きて有に転ずる、無から有が生じるのです
人は心を空(カラ)にして生きなさい。心が空にならば、あとは知恵が
入ってくるしかないのです。自分の心を悩みで満たしていれば、
良い考えが入ってこられません。
無心でいれば、心身が強くなるのです。
悩みすぎて、悩みで心を満たしていては、なにも良いことはありません。
「柔よく剛を制す」と言うように、無心は、その人間にとっての最善を起こします。
無心で、眼の前のできることを頑張りましょう。
老子は言う
空(から)があることが大切なのです
つまり、色んな物が生きて役立つのは
そこに「空」が存在するからなのです
これは物だけではなくて、人間も含めて
森羅万象全てに言える真理(道)です
だから心に「空」を心がける者
この道理を知っている者は
自由自在に生きられます
このことは東洋医学の陰陽思想とも一致する
「陰」=影=無=何も無いことがあるからこそ「陽」が存在する
森羅万象「陰陽」のバランスの上で成り立っているのである
http:www.n-acp.com
(一般社団法人)日本東洋医学会は
設立して64年の伝統ある東洋医学専門の学会
正会員数8,570人
医師 7,314人
歯科医師 56人
薬剤師 791人
鍼灸師 385人
この度この学会に入会し正会員の申請をした
理事会での審査結果待ちである
学会会員に申し込んだ目的は
①湯液の勉強ができること
②東洋医学の専門医との交流が期待できる
③医師の為の鍼灸セミナー等で鍼灸師として研鑽できる
今年6月東京での学術総会が楽しみだ
〒468-0023
名古屋市天白区御前場町(ごぜんばちょう)13番地
(052)804-8190
月:AM9:00-11:30、PM3:00-7:00
火:AM9:00-11:30、PM3:00-6:30
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木:休み
金:AM9:00-11:30、PM3:00-7:00
土:AM9:00-11:30、PM2:00-5:00
日:休み
祝日:AM9:00-11:30、PM2:00-5:00