頚椎後縦靭帯骨化症
手術後の後遺症に悩んでいた患者さんより
治療効果に対してお慶びの声を頂いたので掲載させていただく
■頚椎後縦靭帯骨化症、頚椎損傷
64歳 男性
七年前、スキーで滑走中に発症、四肢麻痺となり、停止出来ずに上り斜面で停止転倒、山麓の病院へ搬送された後、自宅近くの病院へ転院、症状進行防止措置としてセラミックのくさびを入れる手術を受け退院しました。
手術は成功し、骨化症の進行は抑えられ、四肢麻痺は回避されましたが、頚椎が傷ついたことによる症状は治ること無く、全体に機能障害と知覚異常が残りました。
リハビリも受けられなくなり、ハリ治療等を検討していたある日、勤務先のフェンス下の雑草を刈り込み挟みで刈っていたところ、右腕が動かなくなりました。
勤務先の郵便受けに入っていたミニコミ誌に検討中だった長岡治療院が掲載されており、すぐ電話をし、ハリ治療を受け始めました。
右手は数回のハリ治療で動くようになり、他の症状にも効果ありと判断し、6年が経ちました。
退院直後は、ナイフ・フォークはもちろん、箸も満足に使えず、食事も苦労しました。現在、痛みもあり指先の感覚は鈍いのですが、右手は普通に動かすことが出来、箸は若者より器用に使えるようになりました。
便秘にも苦労しました。退院時に「この病気の人にはかなりの確率で排便・排尿障害が残ります。」と言われました。厚着をすると和式では排尿が出来ず、大は洗浄便座でなければ出来ません。外出には大変苦労しましたが、ハリ治療(特に木槌による打鍼)の効果でこのところ、快便で外出が気楽です。
バスを降りて勤務先までの数百メートルが、足裏に激痛を感じて途中で休憩しないとたどり着けませんでしたが、痛み感覚が緩和し、現在は数時間歩き続けることが出来る様になりました。
症状が良くなって欲が出てきて、今はフルマラソンを完走することが夢です。
脊髄の術後の後遺症で苦しんでいる方に朗報だ