外関で回復

軽い寒気がして身体がだるい

葛根湯症と考え、葛根湯を5錠2回内服し

ある程度緩解したものの、脈浮滑弦は変わらない

昨夜寝る前に自分で左外関に30分置鍼した(虚側)

今朝からは完全復活

早く鍼をしとけばと今更考えるが

鍼灸師の不養生です

とはいえ、開業して25年

風邪で仕事を休んだことが一度もないのが

ささやかな自慢かな

腎気虚証の症例

63才♀

主訴:頭痛・目眩・極度の疲労感で起き上がれない

現病歴:数年前回転性の眩暈発症、以降眩暈は反復する
    頭痛は一時間以上体を起していられないほど酷い
    極度の疲労感で起きていられない
    家事は殆どできない
    脳脊髄液減少症の疑いで検査予定

弁証:腎気虚証

処置:1番鍼で右腎兪に切皮程度3分間置鍼

   治療後気色、脈、舌色良好に変化

第2診:3日間すごく楽になり家事もできたと大変喜ばれる

腎兪は腎気を補うのにとても有効だ

生気が弱っていても置鍼時間が適切であれば

驚くような効果を示す

体とココロ

ココロが病むと身体も病んでくる

身体が病んでココロも病んでくる

鍼灸治療が素晴らしいのは

身体へのアプローチで

身体の歪を整えると

ココロも楽になることを多く経験している

カウンセリングをせずとも

信頼関係が築ければ

鍼一本で病を癒すことができる

白露

今日は二四節気の白露

白露とは 「陰気ようやく重なり、露凝って白し」

ということから名付けられ

秋が本格的に到来し草花に朝露がつくようになるという意味

8月の猛烈な暑さがおさまり

朝晩は涼しさを感じるようになった

秋雨前線が東に移動中なので

これからは周期的に移動性高気圧と

寒冷前線が交互に入れ替わる

暑邪が去って気温が急に下がる時は

風寒邪の影響で、呼吸器系、消化器系の病気に注意が必要

冷飲を避けて、羽織るものを一枚持ち歩くとよい

パニック障害と鍼灸

パニック障害は近年増加しているメンタル疾患のひとつ

発作は、満員電車などの人が混雑している閉鎖的な狭い空間

車道や広場などを歩行中に突然、強いストレスを覚え

動悸、息切れ、めまいなどの自律神経症状と空間認知

(空間等の情報を収集する力)による強烈な不安感に襲われる

漠然とした不安と空間の圧迫感や動悸

呼吸困難等でパニックに陥り

「倒れて死ぬのではないか?」などの恐怖感を覚える人が少なくない

自律神経症状以外にも手足のしびれやけいれん

吐き気、胸部圧迫のような息苦しさなどがあるが

それ自体が生命身体に危険を及ぼすものではない

米国では10人に3人は経験があると言われているが

わが国では罹患率のデーターはない

当院でも来院患者さんは増加傾向にある

多くは心療内科受診中なので

抗不安薬や催眠鎮静剤、抗鬱剤等を内服中だ

中医学では心肝の気の乱れとして診たて

鍼治療が良く効くので徐々に減薬が可能

心理社会的な病気の背景を捉えることも大切なので

患者さんが病の原因を気づくことができれば更に効果は上がる

パニック障害は東洋医学で克服できることを多くの人に知って欲しい

生活風土によるアトピー性皮膚炎

ベトナムに転勤になった、アトピー性皮膚炎と喘息持ちの方の話

ベトナムに住むようになって病気は完治した、かに思えた

が、たまに日本に帰ると一気に悪化するという

ベトナムは亜熱帯で高温多湿

最高気温は40°湿度80%が普通とのこと

当然発汗量は多い

ところが、日本に帰国すると今年の猛暑でも

ほとんど発汗しないという

アトピー、喘息は猛烈に悪化する

病理は”内熱”だ

ベトナムの高温多湿の環境でも多量の発汗によって

内熱は生じないので発症しない

日本程度の高温多湿では発汗しないために

内熱が生じ悪化する

卵子凍結保存

将来の妊娠に向けた卵子の凍結保存について

日本生殖医学会は23日

妊娠の確率が低くなる40歳以上には勧められない

とのガイドラインをまとめた

女性の晩婚化や晩産化が進む中

一部の不妊治療施設で卵子凍結が広まりつつあるが

今までは法的な規制がなかった

同学会は「何らかの道しるべを定め、無秩序に広がるのを防ぎたい」としている

卵子凍結(卵子冷凍)保存の技術は年々進化しており、

現在90%の確率で将来解凍し 生き返らせることができるまでになった

もともとはアメリカでもがん患者の治療前に、

将来子供を持つ、という可能性を残しておきたいという

選択肢を残すために始まった治療

ここで問題になるのは

凍結卵子の出産率が10%程度と低く

リスクについての報道がほとんどなされていないこと

新聞社各社での報道のフォーカスも様々

読売新聞は詳細にリスクも含めて報道をし

女性ジャーナリストが「出産を先延ばしにする傾向」

を助長すないように警告している点は評価できる

寒冷前線の影響

24日~25日にかけて日本列島を寒冷前線が南下して

豪雨をもたらし、今朝にかけて一気に気温が下がった

先週までは暑邪の影響を語っていたが

正に処暑を境に季節が一変し

寒邪を受けて、上実下虚となりやすい

この気候の急変は患者さんにとって

負荷テストのような機会と我々はみている

寒邪の影響を受け体調の悪化があれば

腎虚傾向(陽虚>陰虚)が認められる

何れにしても補腎の処置が有効だ

打鍼の奥深さ

昨日の北辰会夏期研修会(打鍼の研修)

腹部触診のおさらい

労宮穴を使ったフェザータッチの習得、打鍼の実技

特に相曳の鍼の繊細な手技をマスターできた(つもり・・)

今日から早速臨床で使って、鍼を打たなくとも身体が大きく変化するのに

今更ながら驚き、打鍼の奥深さを実感した

難病であるほど有効であることや

気の偏在を捉えて、打鍼だけで気を動かす技術の習得

妊娠中は打診がファーストチョイスであることなど

臨床力を高めるためにも参加して良かったと毎年思う

夏期研修会

明日は大阪森の宮学園で

北辰会夏期研修会に参加する

腹診の復習、打鍼の復習、打鍼実技のために

一日を費やす、それだけの価値があるので

毎年参加している

スタッフや、仲間7人で名駅集合朝7時

今夜は早く休んで明日に備えよう