今年の花粉症対策
今朝の中日新聞「健康と医療」のページに
早くも花粉症の記事が掲載された
環境省によると今年の東日本の飛散量は
大量だった昨年と比べ20~40%と
大きく減少するという予測
しかし油断は禁物
東洋医学による花粉症の原因、分類、治療、効果については
このブログの「花粉症」を見ていただくと
詳しく解説してあるので参考にしていただき
今から花粉症対策をしていただきたい
今朝の中日新聞「健康と医療」のページに
早くも花粉症の記事が掲載された
環境省によると今年の東日本の飛散量は
大量だった昨年と比べ20~40%と
大きく減少するという予測
しかし油断は禁物
東洋医学による花粉症の原因、分類、治療、効果については
このブログの「花粉症」を見ていただくと
詳しく解説してあるので参考にしていただき
今から花粉症対策をしていただきたい
七草がゆに用いられる野草には、
無病息災を願う人々の思いがかなうような薬効がたっぷり含まれている
せりは数少ない日本原産の緑黄色野菜で、セリ科の多年草
精気を養い血脈を整え、保温効果や高血圧予防に優れている
なずなは別名ぺんぺん草と呼ばれるアブラナ科の二年草
カルシウムやカロテンが豊富で風邪の予防に優れている
ごぎょうは母子草(ははこぐさ)の別名でキク科の二年草
咳・痰に効果がある
はこべらははこべのことでナデシコ科の二年草
昔から腹痛薬とされ、産後の浄血に用いられる
ほとけのざはキク科の二年草
整腸作用がある
すずなはかぶのことでアブラナ科の一・二年草
葉はカロテンやビタミンCの多い緑黄色野菜
腹痛薬としても使われる
すずしろは大根のことでアブラナ科の一・二年草
風邪予防や美肌効果に優れている
新年の7日に野草でつくったおかゆを食べる
野に自生し、新しい年に芽吹く若菜を食べることは
野菜不足を補うと同時にお正月のごちそうで疲れた胃腸を休めるのに最適
七草はいずれも秋に発芽し、ちょうどお正月頃に若菜になる身近な野草
胃腸を整え、体を温め、粘膜を強化する効能にも優れているのが共通した特徴である
今日は二四節気の”小寒”
陰暦で12月の節で、この日から寒に入り
寒さも本格的になる日である
小寒から節分までを”寒の内”という
正に寒さ本番を感じさせる低温が続いている
二四節気の内小寒から大寒(一月21日)は
現在の日本の気候とも一致している
≪黄帝内経・素問≫
四気彫神大論篇 第二
第一章 第四節
寒邪に犯されて病まないように
寒さを避けて衣服室内を暖かくする
激しい運動などをして汗をかき
陽気が抜け出すようなことをしてはならない
と古典に記述がある通り、冬の養生を心がけたい
メニエル病(メヌエル氏病・メニエール病等の呼称がある)
西洋医学的には
内耳の内リンパ水腫が病態である
内耳には音を聞く蝸牛と体の平衡に関係する前庭半規管がある
蝸牛はかたつむりのように管が渦巻いた構造をしており
その中にリンパ液が入っている
このリンパ液が増えた状態を、内リンパ水腫(水ぶくれの状態)といい
それが前庭半規管にも影響してめまいが起こるのがメニエル病
内リンパ水腫の原因は西洋医学では良くわかっていない
再発を繰り消すことが多いが発症の予測も西洋医学では不可能
東洋医学では
発作の起きた急性期には自宅で安静にしていると
ほとんどは数時間で酷いめまいや嘔吐は治まるので
症状が落ち着いてからの来院がお勧めです
中医学による眩暈の分類は以下の通りです。
実証 肝陽化風(ストレスや怒りによって発症しやすい)
痰濁中阻(飲食の不摂生が原因となることが多い)
虚症 陰虚陽亢(陰虚による虚熱が上亢しておきる)
中気不足(胃腸の虚弱の体質や過労が原因)
心脾両虚(過度の過労や出血のために心脾が虚損して上部の栄養障害によっておきる)
腎精不足(老化による腎気の虚弱で髄が満たされないために発症)
メニエル病でもこれだけの分類をし治療法(経穴や刺激量(補瀉))も
証によって変わり、養生法もそれぞれ個別にアドバイスするとことが
原因不明の西洋医学との大きな違いです
年末のこの時期は食べ過ぎ飲みすぎと、多忙によるストレスに注意することです
師匠の藤本蓮風先生と各界有識者との対談
「蓮風の玉手箱」が好評なので改めてご紹介したい
産経新聞関西の電子版に毎週週末に更新されている
3人目のお相手は
九州大学大学院医学研究院(麻酔・蘇生学分野)の外須美夫教授
西洋医学と東洋医学の大きな違いや
東洋医学のとても深い世界を知ることができます
http://www.sankei-kansai.com/cat541/
今年の冬至は12月22日
北半球において太陽の位置が1年で最も低くなる日で
太陽の出る時間が一年で最も短くなり
次の日からは徐々に長くなる
”陰極まって陽に転じる時期である”
古代は日時計によって天地の陰陽の動きを観察していた
夜は月の満ち欠けによって海水の高さが違うことを知った
農耕民族の発想があって「陰陽の法則」が生まれたのである
藤本蓮風先生の漢祥院の内弟子に
ウチの勉強会のメンバーが採用された
3年間住み込み蓮風先生の臨床をみっちり勉強できる
またとない機会を見事に射止めた、あっぱれである
私が見込んで蓮風先生に推薦した好青年
3年間の修業を全うした暁には
病める人を救える技と知識と人望を備えた
一人前の臨床家に成長することを確信している
60代♀
右口唇癌の摘出で口角や舌の右を切除した後に
左の顔面神経麻痺を発症した
左右の気の偏りを整える鍼を続けた結果
舌の状態は著しく改善
顔面神経麻痺は治癒
執刀医は診察のたびに麻痺が改善して顔の歪みの改善に驚かれるという
上の写真は一枚目は初診時
2枚目は1年経過後の写真
Ope痕は形成外科での処置が予定されているが
舌は真っすぐ出て形状も整い、麻痺は治癒している
≪黄帝内経・素問≫陰陽別論篇 第七
第一章
中国古代医学の基底には生気気象学がある
すなわち五臓はそれぞれ特定の季節に機能亢進を起こし
特徴òU的な脈状を示す
春は肝の機能が旺盛となり脈は弦脈を示す
夏は心、脈は鈎または洪脈
秋は肺、脈は毛脈
冬は腎、脈は石または沈脈である
このように季節と五臓と脈は相対している
臨床での脈診も季節の変化を考慮して診る必要がある
≪黄帝内経・素問≫陰陽離合論篇 第六
第一章 第三節
宇宙の構成を考えると
天は円蓋のごとく地を覆い
地は平方に広がり万物をのせている
その地上に今まさに万物(この場合は植物の芽)は発生しようとしている
根茎として未だ地中に潜伏し、
萌芽として地上に顔を出さないものを名付けて「陰処」という
名付けて地中という陰の中に居る”陰”(すなわち根茎)という
根茎から出た芽が土壌を押し退けて地面にぶつかり
まさに萌芽としてはほんの少し地上に顔を出そうとしているものを
名付けて地中の”陰”の中にいる陰茎からでた”陽”(すなわち萌芽)という
”陽”は”陰”の供給する精すなわちエネルギーをもった栄養素を使って萌芽を成長(異化)させ
地上に真っすぐに伸ばしていく
”陰”は土壌中から”精気”(栄養素)を吸収し、これを同化して貯蔵し
時に応じて陽に向かって放出し、成長を支持し、管理する
これが植物における陰陽の法則である
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