舌の表裏
上の写真は”寒”
舌の写真は”熱”
患者さんが寒いと言っても
舌の色が赤ければ身体は”熱”なので
”清熱”の処置が必要
舌の表面が白い苔で覆われていても
舌の裏の色が赤ければ”熱”である
寒熱(陰陽)の偏りの判別に舌診は欠かせない診断法である
上の写真は”寒”
舌の写真は”熱”
患者さんが寒いと言っても
舌の色が赤ければ身体は”熱”なので
”清熱”の処置が必要
舌の表面が白い苔で覆われていても
舌の裏の色が赤ければ”熱”である
寒熱(陰陽)の偏りの判別に舌診は欠かせない診断法である
立冬が過ぎ
移動性高気圧に覆われる日
太平洋側は日中は暖かさを感じる
西高東低の冬の気圧配置になると
北西の風が強く空気は乾燥し気温が下がる
温暖な気候から急変して寒くなると
六淫の邪気(風・寒・湿・熱・燥・火)の
”寒邪”の影響で”風邪”をひきやすくなる
早めに部屋を暖め、背中を冷やさないこと
胃腸が虚弱で、冷え症の方で
寒気がして、透明な粘り気のない痰や鼻水を伴う
風邪の初期には”生姜湯”が良く効く
【作り方】
生姜、ねぎ白部、を10gとお茶6gを煎じ、黒砂糖15gを溶かして飲む
体が温まり発汗すると早く治ります
臍の上方1寸から外側2寸
“滑肉門”という経穴がある
空間論による体の歪を整えるのによく用いる
時に驚くような効果を見せる経穴でもある
40代♀
主訴
中学校の時からの分離辷り症による腰痛
慢性的な頚肩部痛、右の外反母趾の痛み
右上下の気の偏在と診たて
右滑肉門に1本鍼を打った
10分後抜鍼した直後
右外反母趾の痛みが消失
頚肩部痛、腰痛もほとんど消失
患者さんはたったこれだけの治療ですか?と唖然とした表情
痛みが消失した事実に徐々に気付くと
驚きの表情から満面の笑みに変化した
さもありなん
数年以上続いた痛みがたった1本の小さな鍼を
お腹に打っただけで改善したのだ
大変遠方からの患者さんだったので
近くの北辰会所属の鍼灸院を紹介して終了した
〔〕
2歳の男の子
言葉が遅く、運動機能も発育が遅いと心配していたが
驚くことに小児鍼を2回治療してから言葉が明瞭になり
語彙も増えてきたと喜ばれる
小児の反応の良さはこちらも驚かされることも多い
http://www.bn-acp.com
副鼻腔炎の患者さんが最近多い
ちょっとした風邪から続発する事が多い
風邪をひいた後に痰が絡み
痰を喀出すると色の濃く(黄色~緑色)粘り気がある
仰向けに寝たときに”後鼻漏”という、鼻汁が喉に流れる症状を伴い
痰が絡み、湿性の咳が続くようなら”副鼻腔炎”の疑いが濃厚である
当院ではをBi Digital O ring test で確認しているが
ほぼ100%の確率で診断可能である
急性副鼻腔炎ならほとんど1~3回の治療で治癒する
最近は治療成績が上がっているので
耳鼻科での抗生剤の服用が不要なケースがほとんどである
治癒したか否かもOring Testでチェックできる
「四気」とは(温・涼・寒・熱)
「五味」とは(酸味・苦味・甘味・辛味・鹹味)
私たちの食生活はこの「四気五味」によって成り立っている
白米は温涼乾熱の平(中間)だが
玄米は体を冷やす働きをする
体の冷えて弱い人がいつも玄米ばかり食べていたら
よけいに体を冷やしてしまうので逆効果になる
なんでも「玄米菜食」は間違っている
陰陽のバランスと自分の体質・食品の四気を考慮して
食生活を送ることが大切である
http://www.n-acp,com
地上の水気が陽気(太陽の熱)によって熱せられて気化する
陽は上に上がる
上がっていくと今度は徐々に冷やされて陰に転嫁する
陽になって上がっていった極点が雲になる
そして、雲から雨になって完全な陰の形をとって地上に降りてくる
雨の大本は地上にあるという
陽極まって陰になり陰極まって陽に転嫁する
季節の変化は、冬から春、春から夏へと陽気が盛んになるが
夏を過ぎると秋風が吹いて冬が来る
まさに、極点に達すると異極に移行するということだ
これが自然界における陰陽の法則である
ヒトはこの陰陽の移り変わりの中で生かされてる
[http:*//wwwn-acp.com]
67才♀
‘10年12月、両肩関節の激痛発症
以降両下肢・膝関節の激痛で歩行困難に
消炎鎮痛剤や痛み止めの注射は無効
夜間痛により寝返りも困難な状態で来院
全身の関節が腫れて熱を持つ”熱痹”である
後谿・巨闕兪を使い少数鍼の治療を始める
初回の治療で夜間痛は消失
以降すこぶる経過はよく
1ヶ月後から散歩を始め
今では毎日2時間の散歩と体操が日課となった
パーキンソン氏病は中脳の黒質の神経細胞の異常により
ドーパミンという神経伝達物質が生成されなくなる病気
脳の精査で診断されるが、
同じ症状でも脳内に異常が認められない場合
パーキンソン症候群と診断される
脳血管性パーキンソニズムと薬剤性パーキンソニズムがその代表
70代♀
歩行時に右足の運びが悪く足がもつれる
空間診により”右下の気滞”と診たて
右大巨に置鍼10分
直後に歩行して確認すると
足の運びは改善し望診では歩行のふらつきは認められない
自覚症状も軽減した
経過観察が必要であるが
最近のパーキンソン氏病、パーキンソン症候群ともに
全ての症例で鍼の有効性が確認できている
師匠の藤本蓮風先生が
産経新聞大阪本社公式ニュースサイト
http://www.sankei-kansai.com/cat541/
の中で”蓮風の玉手箱”というタイトルで有識者との対談を始めました
8月5日からほぼ週に一度更新されていて
深遠なる東洋医学を軸にした対談が大変好評です
是非覗いてみてください
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