加齢に伴う流産率の変化

加齢に伴う流産率の変化

新鮮胚移植を試み妊娠が成立したとしても、

年齢のより流産率は異なる

20代および30代前半の女性では

流産率は7.5%と8.5%で、10%を下回っている

しかし、35~39才では13.1%とやや上昇し

40~44才では24.1%と顕著な上昇が認められている

さらに45~49才では36.6%と妊娠が成立したとしても

かなりの確率で流産に終るという結果が示されている

ジャガー横田が45才で出産したというマスコミ報道などで

高齢出産への過度の期待感には注意が必要だ

加齢に伴うこのような変化も考慮すると

ARTの有用性を慎重に検討する必要があると思う

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メンタルヘルスとストレスマネジメント

メンタルヘルスとストレスマネジメント

ヒトが生きている限りストレスと無縁ではいられない

多くの人はストレスを自覚していても体の変調は来さない

自分で気付かぬうちにストレスマネジメントができているから

ストレスが大きかったり、ストレッサー(ストレスのもと)が多過ぎると問題

小さなストレッサーに気付かないことがある

患者さんに問う「ストレスは何かありませんンか?」

患者さん曰く「なにも感じませんよ」

そこで、ストレスと思っていなくても「日頃気になること」を書き出してもらう

これを「ストレッサーの外在化」という

書き出すことで「気になることが」「ストレスであることに気づく」

自分でストレスを認識することで、ストレス反応(体調の変化)が緩和する

ストレスはありませんよ・・と言った人が「気になること」が30以上書き出されることがある

執行部会

今夜は診療後21時から(社)愛知県鍼灸専門師会の執行部会に召集されている

記念すべきブログ300回目であるが、時間の関係であまり書き込めない

鍼灸専門師会の活動も軌道に乗ってきており

さらなる活動の場を広げるための会議

眠い目をこすりながら行ってきます

ARTの実態

上のグラフは日本のART(高度生殖医療)の年齢別治療成績である

受精卵を着床させ胚分割が始まり

妊娠が確定してから出産に至るまでの

周期ごとのグラフである

ここで着目すべきは、一番上の治療周期当り妊娠率は平均30%以上あるが

一番下のグラフは生産分娩率といい出産に至るのは10%台に落ち込むのである

無事に出産に至るまでに20%も差がある事実はあまり公表されていない

我が国のARTの成績は他の先進国に比べてとても低いのである

不妊治療の医療機関は出産するまでの経過のフォローがないのが実情のようである

以下次回に続く

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ARTについての正しい情報

ART(assisted reproductive technolpgy)

ART(高度生殖医療)とは

体外受精-杯移植(IVF-ET)

卵細胞質内精子注入法(ICSI)

接合子卵管内移植(ZIFT)

卵管内配偶子移植(GIFT)

以上の4種類がある

生殖医療の発展は目を見張るものがあるが、

一般の医療と異なりその医療の内容が不妊カップルが

理解できる形で必ずしも開示されておらず、

不妊カップルにも、また、不妊治療に関わるものにおいても

不安や疑問をもたらす結果を招いている。

適切な医療とは、インフォームドコンセントに基づいて実施されなければならないとされ、

そのためには適切な情報が提供される必要がある。

しかし、学会誌や一般論文において、

必ずしも根拠に基づいた適切なデータが提示されていないと指摘されている。

日本産科婦人科学会におけるART をめぐる全国統計をみても、

必ずしも不妊カップルが望む情報が提示されて来たとは言えないが、

最近になって改善がはかられてきている。

各医療機関の治療成績が開示され、

外部評価が実施されている欧米の生殖医療に関わる状況とわが国の状況とには異なる点が多く、

果たして適正なpatient centered careが行われているか否かという点について

不安を募らせる結果となっている。

第28回不妊カウンセラー養成講座に参加して

妊娠を希望するカップルに対して正確で適正な情報を発信する必要を感じ

次回から正しい情報をデーターで開示したいと考えている

日本の梅雨対策

日本の雨季である梅雨は非常に湿度が高く

外湿が盛んで内湿(体内の水の停滞)を生じ

湿困脾土(湿邪が停滞し胃腸が弱ること)の病理を形成し

脾(胃腸の消化吸収の機能)の病証を発症しやすい

したがって、脾(胃腸)の弱い人は梅雨入りまえから

胃腸の調子を整え、養生しておかねばならない

この時期に胃腸(脾)に負担をかける飲食は控えることで

梅雨時の体調の悪化を予防できる

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梅雨と東洋医学

今年は早々と梅雨入りした

梅雨が体に与える影響を気象学より考えると

病因病理は「湿邪」による湿困脾土が中心となるので

飲食不摂生や水分の摂取過剰に注意が必要

梅雨の前半は北西の風の影響や低温により

「寒湿邪」となりやすい

冷飲の摂取過剰に注意が必要

後半は南東の風や高温多湿により

「湿熱」となりやすい

過食やお酒の飲みすぎ、激辛料理は控えめにすることである

以下次回に続く

気逆咳

「気逆」とはヒトの体を巡航している気の流れが乱れ

上に突き上げることをいう

様々な症状を引き起こすので厄介だ

きっかけはここでも「ストレス」

発作的に咳がでたり、頭痛、耳鳴り、眩暈、血圧上昇、不眠、等々

風邪でもないのに急にせき込むことがある

之を「気逆咳」という

素体として心肺の熱傾向をもち、何らかのストレスが誘因となって

発作的にせき込む

治療は清熱・降気

治療予後は非常に良い

真面目で頑張り屋に多い

「鈍感」になることである

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≪素問≫の養生論その2

予防医学は病気の病因論の裏返しである

「素問」「霊枢」の病因論は天地の三才に基づく

1・天の変動、風雨寒暑である
  
  これに対する養生は、「之を避けるに時あり」である
  
  ことに夏の酷暑、冬の酷寒を避ける

  君子は固密にして賊風、虚邪を犯さない

2・飲食居処である
  
  すなわち、気候、風土に基づく衣食住を始めとする日常生活である

  地に対応する、ここでは節度と規律が求められる

3・陰陽喜怒である

  人事の葛藤に基づくストレス的病因である

  ここでの陰陽とは男女のことである

  喜怒は感情、情動の激発である

  情事には節制が求められ、情動には安定が求められる

以上のような養生論が2300年前に述べられたことには

驚くほかない、現代人の不摂生と変わらないのである

ゆえに古典の養生法も現代でも十分通用するのである

≪素問≫の養生論

≪黄帝内経≫素問に記述された養生の方法を記す

一般に養生論は予防医学より範囲が広い

単に肉体と精神の健全を保持することだけを目的としない

さらに深く人間存在の根源的意味を問い、その実現を求める

肉体、精神を越えた生命、「いのち」の実在を探求する

しかし、≪素問≫の養生論はそこまでは立ち入らない

第四章には全道、全神の語があるが、なお不老長寿、長生久視という

より多く肉体的生存を志向する傾向が強い

故に老荘学派の人々から「養生の徒」と罵られることになる

形とは肉体のことである

以下明日に続く

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