保険取り扱い講習会

明日は名大鶴友会館で

(社)愛知県鍼灸専門師会主催の

保険取り扱い講習会が開催される

執行部のひとりとして準備に追われる週末だった

医療保険の取り扱いには特別な知識が必要であるが

一般の鍼灸院では医療事務の雇用はほとんどないに等しいので

実際には保険実務ついては素人同然の鍼灸師やその家族が

見よう見まねでレセを書いているのが実情

ここで非常に大切なのは

レセを請求する保険者に対して見やすく、記入漏れや計算間違いのない

正確かつ信頼できるレセプトであるか、ということだ

鍼灸が保険取り扱いができるようになった蔭では

業界の大先輩諸氏の各保険者や医師会との強い信頼関係を築くための

涙ぐましい努力があってのことであることを肝に命じて

レセプトの請求をしなければならない

そのための明日の保険取り扱い講習会である

鍼灸院臨床研修制度

(社)愛知県鍼灸専門師会では今年から

鍼灸院臨床見学制度を始めることが決まった

鍼灸学校の学生、卒業後5年以内の未開業者に対して

鍼灸専門治療院を開放し自由に見学してもらおう・・という制度で

鍼灸臨床現場を見学することで,

将来開業を目指す若い鍼灸師に

自信を持ってもらいたい,という思いから始まった

小泉政権下で規制緩和がされて以来鍼灸専門学校、鍼灸大学は激増したが

卒業後に鍼灸の臨床を学べる場はごく限られているのが現状だ

臨床を知らずに開業する未熟な鍼灸師が増えることは

鍼灸の国民への期待を裏切ることにつながりかねない

小院も微力ながら治療院をオープンにして

いつでも見学できるようにした

このような制度が普及し、教育機関での必修単位として文部科学省や厚生労働省が

動いてくれると業界も大きく変わっていくのだが・・・

脈診

20年来の患者さん

いつものように脈を診ると

沈虚の脈が浮緊となり所謂硬くて緊張した脈である

睡眠不足は? ない

何かあったんじゃない? 

旦那様が大工仕事で転倒して腰を強打

レントゲンでは異常ないけど時々電気があ知るほどの激痛が・・・

痛みをこらえて仕事に出ているという

心配事があるだけでも、脈はすぐ変化が起きる

ストレッサーが増えると脈診で判ることが多い

後谿に鍼を打ち、脈は緩んだ

あとは、けがをした旦那様の治療が必要

今年の梅雨の食養生

今年の梅雨は曇りや雨がとても多く湿度の高い日が続いている

過食は勿論、もち米類・牛肉・麺類など湿邪が多い飲食物に注意が必要

脾胃の病が多くなるので(胃腸障害)食養生が欠かせない

長期にわたる外湿は脾気を虚損させるので、実証の患者さんでも補法が適することがある

また、今年の梅雨の特徴は気温が低く湿度が高い「寒湿邪」であるので

冷飲過多で内湿が停滞し「脾虚湿盛」に至り、食欲不振、身体がだるい、軟便傾向になりやすい

冷たいビールは特に飲み過ぎないように

舌苔の著明な変化

1回の鍼治療で得られた著明な舌苔の変化

60代♀

主訴:頚部痛・腰痛・耳鳴り・胃の不調

脈診:緊細

舌診:淡紅色、舌苔は乾燥し厚黄苔、右舌根部に直径1㎝の剥離

弁証:肝鬱気滞・湿困脾土

処置:右天枢 右胃兪

効果:治療後頚椎の運動痛消失

翌日2診目来院時の舌は見事に舌苔が薄白苔に好転

胃の自覚症状は消失した

上の写真は 1枚目が初診 2枚目が2診

苔の状態の著明な変化が認められる

わが国における児を望む高齢女性への対応

わが国における児を望む高齢女性への対応

日本産科婦人科学会のガイドラインでは

提供卵や提供胚を用いたARTは認められていない

わが国においては提供精子を用いた人工授精は数十年の歴史があり

日本産婦人科学会でも提供精子を用いた人工授精の実施を認めている

しかし、日本産科婦人科学会のガイドラインによると

ARTは婚姻関係におけるカップルに限られ

提供卵や提供胚を用いたART は試みてはならないことになっている

これに違反した場合には会員資格を剥奪したりするなどの対応も取られている

日本においても提供卵を用いたARTは認められるべき時期に来ているのではないか

われわれ不妊カップルを支援する立場から

どのような方向に進むべきかということに関して確かな考え方を有する必要があると考える

私的な考え方ではあるが、日本においても提供卵を用いたARTは認められるべきではないか

また、それは日本産科婦人科学会のガイドラインに逸脱するものではあるが

日本生殖医学会の考え方に沿うものである

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加齢に伴う流産率の変化

加齢に伴う流産率の変化

新鮮胚移植を試み妊娠が成立したとしても、

年齢のより流産率は異なる

20代および30代前半の女性では

流産率は7.5%と8.5%で、10%を下回っている

しかし、35~39才では13.1%とやや上昇し

40~44才では24.1%と顕著な上昇が認められている

さらに45~49才では36.6%と妊娠が成立したとしても

かなりの確率で流産に終るという結果が示されている

ジャガー横田が45才で出産したというマスコミ報道などで

高齢出産への過度の期待感には注意が必要だ

加齢に伴うこのような変化も考慮すると

ARTの有用性を慎重に検討する必要があると思う

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メンタルヘルスとストレスマネジメント

メンタルヘルスとストレスマネジメント

ヒトが生きている限りストレスと無縁ではいられない

多くの人はストレスを自覚していても体の変調は来さない

自分で気付かぬうちにストレスマネジメントができているから

ストレスが大きかったり、ストレッサー(ストレスのもと)が多過ぎると問題

小さなストレッサーに気付かないことがある

患者さんに問う「ストレスは何かありませんンか?」

患者さん曰く「なにも感じませんよ」

そこで、ストレスと思っていなくても「日頃気になること」を書き出してもらう

これを「ストレッサーの外在化」という

書き出すことで「気になることが」「ストレスであることに気づく」

自分でストレスを認識することで、ストレス反応(体調の変化)が緩和する

ストレスはありませんよ・・と言った人が「気になること」が30以上書き出されることがある

執行部会

今夜は診療後21時から(社)愛知県鍼灸専門師会の執行部会に召集されている

記念すべきブログ300回目であるが、時間の関係であまり書き込めない

鍼灸専門師会の活動も軌道に乗ってきており

さらなる活動の場を広げるための会議

眠い目をこすりながら行ってきます

ARTの実態

上のグラフは日本のART(高度生殖医療)の年齢別治療成績である

受精卵を着床させ胚分割が始まり

妊娠が確定してから出産に至るまでの

周期ごとのグラフである

ここで着目すべきは、一番上の治療周期当り妊娠率は平均30%以上あるが

一番下のグラフは生産分娩率といい出産に至るのは10%台に落ち込むのである

無事に出産に至るまでに20%も差がある事実はあまり公表されていない

我が国のARTの成績は他の先進国に比べてとても低いのである

不妊治療の医療機関は出産するまでの経過のフォローがないのが実情のようである

以下次回に続く

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