自分史25

鍼灸だけで勝負するか

マッサージも一緒にするか

意味が全く異なってくる

鍼灸治療の前後にマッサージをすることは

病気の治療というより「慰安」

それは「医療」とは乖離したもの

鍼灸単独で治療方針を決定し評価をする

そこに医療として位置づけられる意義がある

鍼灸の専門性を如何に高めるか

鍼灸師としての生き方が問われる問題だ・・・

自分史24

「鍼灸だけではたべられない」

学生時代によく聞かされた

30年前

愛知県内の鍼灸学校2校の定員は約150人

鍼灸とマッサージの資格がとれる学科で120人

僅か30人が鍼灸だけの資格を目指していた

業界としては少数派

鍼灸院と称してマッサージを取り入れているところも多かった・・・

自分史23

合格して当たり前の国家試験なので

鍼灸師になることよりも

どんな鍼灸師になるかを考えていた

残念ながら学校の教師には

理想の鍼灸師をイメージできる方はいなかった

開業するつもりで入学した同級生は

柔道整復師、あん摩マッサージ師、薬剤師、の資格取得者が7名

鍼灸の技術だけで開業を考えている同級生は殆どいない

「鍼灸だけでは食べられない」とうお粗末な理由が多かった・・・

選挙応援に行ってきます

理事を務める(一社)愛知県鍼灸師会で

顧問をお願いしている衆議院議員の先生方が

元・現職合わせて4名

日頃から手弁当で大変お世話になっている

応援に行かねばならぬ人がいます

診療終了後に街頭演説に参加します

政治家のお名前は明かさないほうが・・・

往診に行きます

今夜は今から往診

40台男性

主訴:頸髄損傷による四肢躯幹の麻痺

現病歴:20代交通事故外傷でC2C3損傷
 
8ヶ月に渡り20件の病院を転院

四肢、躯幹は全麻痺で寝たきり、障がい者1級

治療目的:顎関節痛、頚部痛の緩和、てんかん発作の予防

※主治医の同意があれば健康保険で往診が可能

息子さんの介護をされている80代の母親への

心身疲労への治療もおこなうことになっている

院内勉強会

今夜は院内勉強会

①美容鍼チーム

新しい美容鍼メニューの練習

②鍼灸臨床チーム

最近1週間で来院された10名の新患カンファレンス

体表関節実技

無夢流腹診・腹部打診の実技

モデル患者治療

参加者11名の予定

自分史22

鍼灸学校の卒業年度になると

殆ど国家試験対策に明け暮れるが

鍼灸師の国家試験の合格率(約90%)

を知ってからは、空いた時間があれば

他の鍼灸院見学や学会、勉強会に顔を出し

自分のことより中国残留孤児の中医師の友人の国試対策に追われていた・・・

自分史21

中国残留孤児の中医師二人とは特に親しくなった

帰国して間がないため殆ど日本語はできない

専門分野の経穴の名前や解剖学的部位が

中国と日本で微妙に違うのにも面食らったようだ※

慢性化した咳を鍼治療で治してもらったことがきっかけで

親しくなり、定期試験の勉強などを日本語で教えるようになった・・・

※この問題はWHO/WPROが推進する

伝統医学における標準化作業を経て

2006年11月に標準経穴部位が合意に至って、現在は概ね解決した

第2回公開RTD

10月15日(日)

所属する名大病院総合診療科統合ヘルスケアチームの

第2回公開ラウンドテーブルディスカッションが開催される

昨年大好評だった日本で初めての公開RTDの第2弾

今回も模擬患者の症例をもとに

ディスカッションする様子を生で参加者に公開

参加者との名刺交換会や

グループ分けして各地域で統合医療を広げるための方策を考える時間も設けている

Drワイル博士の提唱する日本初の名大統合医療研究チームをモデルにして

名古屋から日本中に広まっていくことを願ってやまない

過敏性腸症候群(IBS)の一症例

42才男性

主 訴:毎日3回の下痢(水様便)

現病歴:X-20年頃から飲酒の翌日に腹痛を伴う下痢(水様便)

になることが多くなる

旅行や外出時に下痢になることが不安

毎日ワインボトル1本以上の飲酒

一日3回の下痢(水様便)が続いている

弁 証:肝脾不和

治 法:疏肝理気

処 置:右肝兪に2番鍼で30分置鍼

経 過:2回の施術で数年間毎日続いていた下痢は止まり正常便に

※IBS患者さんは増えており

以前に比べて治療成績は上がってきてる

病歴の長い高齢者は治しにくく

病歴が長くとも若年者は治しやすい