大巨で膝の激痛消失

久しぶりに来院された70代男性

左膝関節が歩いたり階段下りるときに激痛がするとのこと

膝関節を調べると水は溜まっていないが

屈曲で(+++)伸展(++)

内側マクマレーテスト(+)

空間診では患側の大巨に深在の軽い邪を認められた

左大巨に40㎜2番鍼で直刺10分間

2日後に再来院され

膝関節・屈曲(-)伸展(-)歩行痛(-)階段(-)

空間診を正しく弁証できれば

身体が自然に治してくれるということ

院内勉強会

今夜は院内勉強会

チーム①

トライデント美容鍼灸科卒業の芳賀先生から

美容鍼の施術講義+実技指導4回シリーズの最終回

チーム②

発達障がい勉強会に向けて、症例報告の作成

チーム③

北辰会式体表観察実技

院長ホームページリニューアル資料作成

22:30まで頑張りましょう

第1回フィジカルアセスメント講習会

昨日は理事をしている(一社)愛知県鍼灸師会が

第1回フィジカルアセスメント講習会を主催

医師の吉田統彦先生を招いて講義をしていただいた

フィジカルアセスメントとは

患者さんを観察し、対話を交わしながら

呼吸、心音を聞き取り

聴診、打鍼、触診をおこない

神経学的なアセスメント(評価)をも行うことをいう

医師に患者さんを紹介する場合

医師への経過報告書を書く場合

西洋医学的なアセスメントを盛り込んだ

文章が医師には理解されやすい事を学んだ

患者さんの為に

鍼灸師と医師が連携することは

これからの医療に望まれること

4回シリーズで1年間学んで行くことになった

低周波を使わない理由

鍼灸院や大学の研究機関で

良く使われている低周波通電治療

我々は一切つ使わない

理由は

極めて繊細な手技を使い

補瀉を考えて一本の鍼を打っている

ここに低周波通電をすると

補法が全て瀉法になりかねない

鍼治療は物理的な刺激療法とは一線を画すデリケートなもの

全身を流れる”気”の滞りや乱れを整えるには

できるだけ少ない鍼が効果的

これを理解できれば低周波通電は

あり得ないでしょう

コンビニ食の危険性その3

食品のpHを調整し、腐敗を防ぐ「pH調整剤」も、

複数の添加物を使っても一括表示で済みます。

これにもリン酸塩が加えられています。

したがって、コンビニ食品を選ぶ際は、

原材料名表示に「調味料(アミノ酸等)」「pH調整剤」

が記載されていないものを選びましょう。

コンビニ食の危険性その2

そこで最近、食品業界でよく行われているのが「リン酸塩隠し」です。

手口は「調味料(アミノ酸等)」にリン酸塩を使うというものです。

リン酸塩を使っていても「調味料(アミノ酸等)」の一括で表示できることが

食品衛生法で定められています。

通常、化学調味料のグルタミン酸ナトリウム、

コハク酸ナトリウム、リボヌクレオチドが併せて使われて

「調味料(アミノ酸等)」になっていますが、これにリン酸塩を加えるわけです。

以下続く

コンビニ食の危険性その1

弁当やおにぎりサンドイッチは

コンビニの主力商品

食べすぎると

身体によくなさそうだと誰もが思っている

名大統合ヘルスケアチームの栄養士の先生から

コンビニ食の危険性について、情報を得たのでお知らせを・・

コンビニ食品の多くは、保存性や安定性を高めるために食品添加物(指定添加物)のリン酸塩や

縮合リン酸塩(ピロリン酸塩、ポリリン酸塩、メタリン酸塩)を使用しています。

このリン酸塩類は人体内の血液からカルシウムを取り去って沈殿させてしまいます。

その結果、胃、腎臓、大動脈に石灰が結着し、さまざまな疾病を起こします。

骨を弱くし、骨粗鬆症の原因にもなります。

さらに、微量元素(ミネラル)の亜鉛を吸着して体外に出してしまい、

味覚障害を引き起こすこともわかっています。

以下続く

名古屋大学統合ヘルスケアチームRTD

昨日は名古屋大学医学部 統合ヘルスケアチームRTDに参加

名大病院総合診療科受診患者6症例のディスカッション

いつも勉強させていただくのは

臨床心理士のカウンセリング能力

管理栄養士の食事指導

産業医の洞察力

薬の知識(効能と副作用)

視点を変えて疾病を捉え

臨床能力を高めるための

ワクワクする4時間

熱中症の対応

梅雨明け前から全国的に高温が続いているので

熱中症と思われる患者さんが増えている

野外でスポーツをする場合には特に注意が必要

頭痛、だるさ、吐き気、などを感じたら

スポーツドリンクや塩分を摂取

日陰や涼しい場所に速やかに移動し

脇の下や頸動脈に保冷剤等をハンカチに巻いて当て

頭に行く太い血管を冷やす

保冷剤がなければ自販機の冷たい飲み物でも代用できる

応急処置で改善しなければ迷わず病院に直行すること

頭重やだるさが残ったら東洋医学の出番

こもった熱を速やかに冷ます”清熱”の処置で

寛解することができる

横アーチに問題があるモートン病の対応

足の裏の指の関節周囲の痛み(灼熱感を伴う場合も)痺れがある場合

それはモートン病かもしれない

整形外科で診断されるても治療法がなく

当院に来院される方が増えている

殆どの症例で空間的な歪を整える

「空間診」による少数鍼で治してきたが

治療に抵抗する場合

足のアライメントを観察すると

前足部横アーチの低下が認められることが解ってきた

前足部横アーチは

緩衝作用と体重支持に働く

第1~5中足骨頭で構成されるアーチ

横アーチを構成する重要な筋は、長腓骨筋と後脛骨筋

この2つの筋は下腿の外側、内側から回り込み

長腓骨筋は外側から第1中足骨を外側へ

後脛骨筋は内側から第2~4中足骨を内側に引き込んで

互いに、骨を引き込みあうことで、横アーチを形成している

対策は鍼治療と並行して筋力増強トレーニングが有効

自宅でセラバンドを用いた長腓骨筋と後脛骨筋を鍛え

床に置いたバスタオルを足の指で引き寄せる運動も

横アーチをつくるために効果的であることが示された