国家資格と無資格医療の違い

消費者庁が

「法的資格がない医療類似行為の手技による施術は慎重に」

という注意勧告を出した

「整体」、「カイロプラクティック」、「リラクゼーションマッサージ」

などの法的な資格制度がない医療類似行為の手技による施術で

発生した事故の情報が1,483件寄せられた(H21年~29年)と報告している

この数字は当然氷山の一角

医師以外の医療系の開業権を有する国家資格は

はり師きゅう師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師、これだけである

それ以外の医療類似行為は全て国家資格はないゆえに

医療事故が多いのは良く知られている

以下に注意勧告の詳細があるので興味があればご一読を

http://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/release/pdf/consumer_safety_release_170526_0002.pdf

国家資格と無資格医療の違い

消費者庁が

「法的資格がない医療類似行為の手技による施術は慎重に」

という注意勧告を出した

「整体」、「カイロプラクティック」、「リラクゼーションマッサージ」

などの法的な資格制度がない医療類似行為の手技による施術で

発生した事故の情報が1,483件寄せられた(H21年~29年)と報告している

この数字は当然氷山の一角

医師以外の医療系の開業権を有する国家資格は

はり師きゅう師、按摩マッサージ指圧師、柔道整復師、これだけである

それ以外の医療類似行為は全て国家資格はないゆえに

医療事故が多いのは良く知られている

以下に注意勧告の詳細があるので興味があればご一読を

http://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/release/pdf/consumer_safety_release_170526_0002.pdf

中部大学CAAC東洋医学講座

昨日は中部大学アクティブアゲインカレッジ(CAAC)

東洋医学講座の第7回目の講義

参加者は60代から70代の13人

毎年この時期に開催され今年で3年目

東洋医学を学びたい受講生は皆熱心で

レスポンスが良いので講義がしやすい

皮膚科疾患(手湿疹・リベド血管炎・アトピー性皮膚炎)

の鍼灸症例報告は特にインパクトがあったようだ

来週は鍼灸実技の実際を体験していただく予定

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院内勉強会

今夜は院内勉強会

27日スタッフシフト変更の為の申し送り

[体表観察実技]

初級者は丁寧におさらい

施灸の練習

中級上級者は体表観察後に

古代鍼・打鍼の治療

刺鍼実技

院長は明日の中部大学アクティブアゲインカレッジ(CACC)

東洋医学講義に向けての資料づくり

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アトピー性皮膚炎の調査

厚労省の2016年患者調査によると

日本のアトピー性皮膚炎の推定患者数は45万6000人

(継続的に医療機関を受診している患者数)

年齢別では19歳以下が36%(約16万人)

20~44歳は44%(約20万人)

45~69歳は16%(約7万2千人)

若年層だけの病気ではない

症状の重さは大雑把に

重症以上が10%

中等度が20%

軽症が70%

鍼灸外来の患者さんは軽症から中等度と思われる

薬物療法に限界を感じているなら

鍼治療は有効な選択肢だ

第52回愛知県鍼灸師会研修会

昨日は(一社)愛知県鍼灸師会主催

第52回研修会・通常総会があった

第1講:高橋 徳先生(医師)演題:統合医療と鍼灸

通常総会

第2講:長谷川栄一先生   演題:肝気犯脾による哮喘の一症例

高橋徳先生の講演は、西洋医学中心の日本の医療体系に一石を投じる内容だった

国民皆保険制度の恩恵により、薬の処方中心の日本の医療制度に対して

米国では100の公立大学病院の全てに鍼灸外来があって

鍼灸治療を受ける人は増え続けているという

ドクター徳の推奨する慢性疼痛のファーストチョイスは

①運動・鍼灸治療・食事療法

②腹式呼吸・瞑想・ヨーガ療法

③漢方薬

④NSAIDsやオピオイド系の鎮痛剤は①~③の治療が無効で急性の痛みに限り処方

「人間が本来持っている自然治癒力を引き出すことが

本来あるべき医療である」

臨床で鍼を持つ高橋医師の言葉には重みがあった

 

カモガヤ花粉に注意

連休明け頃から

イネ科の花粉のアレルギーの患者さんが多い

イネ科のなかでもカモガヤが最も飛散が多いと言われている

花粉飛散時期は5~8月

河川敷や堤防に多く生息しているため多くの人の生活圏にある

カモガヤ花粉症を発症すると、食物アレルギーを併発することも多いので

疑いがある人は十分注意が必要

耳のツボの治療で症状を緩和させることが可能

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肝鬱による弱視に滑肉門

80代女性

緑内障による弱視

四診により肝鬱気滞・右上気の偏在が認められ

患側”滑肉門”に置鍼15分

ぼやけていた視力が回復し

20センチ離して見えなかった

カレンダーの文字が判別できるようになった

今後視力検査もしつつ経過を診ていきたい

肝鬱がらみで空間的歪みを整える効果を実感した症例

http:www.n-acp.com

臨時休診のお知らせ

5月17日(水)臨時休診いたします

  18日(木)通常休診日

よろしくお願いいたします

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「うつ病治療」を皆で考えよう

昨日は高橋徳先生主催の

第2回日本健康創造研究会(JHC)に参加した

テーマはあるべき「うつ病治療」を皆で考えよう

第1部 基調講演:「うつ病の病態と治療」~心身医学の立場から~

    講  師:金子宏 心療内科医(星ヶ丘マタニティ病院)

第2部 「うつ病への心からのアプローチ」

講演1:「ヨーガ/マインドフルネス瞑想」

    講  師:林 紀行 精神科医(大阪大学病院)

講演2:「カウンセリング」

    講  師:野村 麻記子 心理カウンセラー

第3部 「うつ病への身体からのアプローチ」

講演3:「鍼灸」

    講  師:米倉 まな 鍼灸師

講演4:「運動/呼吸」

    講  師:謝花 正一 理学療法士

第4部 ラウンドテーブルディスカッション

    うつ病患者の生の体験談を聞いた後、演者と参加者でディスカッション

※感想:うつ病患者とどう向き合うのかというテーマについて

    多職種の関わり方を知ることができ大変勉強になった

    特に臨床心理士のカウンセリング能力には舌を巻いたが

    日本の心療内科医の臨床の限界も理解できた

    開業医では6~7分の診療時間が損益分岐と聞き

    保険医療制度が変わらない限り

    年間3万人の自殺者が減ることがないと思った

    
    うつ病患者の治療の選択肢に鍼灸があることを

    多くの心療内科医に知って欲しいと思う