脊髄損傷・脳梗塞患者さんへの朗報

自己骨髄間葉系幹細胞について

札幌医科大学では、骨髄に含まれる間葉系幹細胞を体外で約1 万倍に増殖させ、

その細胞を患者の静脈から点滴の要領で投与する再生治療の研究が進められいる

間葉系幹細胞とは、神経や血管などに分化する能力をもった幹細胞のことで

この再生治療では自己の間葉系幹細胞が損傷した脳神経や血管、中枢神経を修復することで

脳梗塞や脊髄損傷の後遺障害に伴う神経症候や機能障害の改善

および要介護度の改善が期待出来るという

患者自身の細胞を用いるため副作用が起こりにくく

外科的手術を必要としない点で画期的です。

脊髄損傷は、四肢麻痺を引き起こし、社会生活が困難な状況が継続する重篤な疾患であり

世界的にも有用な治療法がないのが現状

札幌医科大学では2013 年12 月には脊髄損傷患者に対する

医師主導治験(第Ⅱ相)を開始し

臨床治験が成功したとの学会報告がされた模様

春の院展

毎年この時期になると

日本画家の患者Aさんから

春の院展の招待状を頂くので

昨日拝観させていただいた

ありとあらゆる作風の日本画が観れるのが楽しい院展のなかで

Aさんの作品にはいつも魚が描かれ

太古と今を対比させながら時空を漂い

シャープな写実画が多い中で異彩を放っていた

10年続いためまいが1回で治癒した症例

10年間苦しんだめまいが1回の治療で治癒した症例で

患者さんからお喜びのお手紙を頂いたので

許可を得て原文をそのまま掲載する

頭位変換めまい症

私はめまいで10年位くるしんできました。

何度もめまいと吐き気で救急車で運ばれたかしれません。

このまま治らないかなとあきらめかけた時、長岡治療院を紹介してもらいました。

1回の治療で嘘のようにめまいが治りました。

今、仕事も2時間ですが働けるようになりました。

今でもまだ不安がありますが、これからも長岡治療院にお世話になりたいと思っています。

長岡先生に感謝しています。

土屋 豊子 59才

スポーツ傷害研修会

昨日は(一社)愛知県鍼灸師会主催

第6回スポーツ傷害研修会を開催した

①肘関節周囲・手関節周囲のスポーツ傷害の基礎知識

②医療連携の仕方

③ファンクショナルテーピングの実技

④臨床検査データーの読み方

⑤特殊鍼法の披露

4コマ長時間の講義だったが

参加者は熱心に聴講されていたので

主催者としては良かったと思った

子供の観察

4月は新学期の始まり

幼稚園入園、小学校入学、中学校入学

子供にとっては生活環境が激変する時期だ

多くの子供は一生懸命新しい環境に慣れるように頑張っている

頑張っている子ほど体調不良が出てくるが

両親が優しく温かく見守ってあげることが大切

親も4月は忙しいが、決してせかしたり、この時期に叱ってはならない

子供は順応性があるので、多くの体調不良は一過性

医者にかかるほどでなければ、小児鍼治療で安定する

花鍼灸院開院

当院で5年間修業した神谷明日那先生が

愛知県高浜市で鍼灸院を開院しました

おしゃれな外観と、ゆったりした3つの個室

庭は素晴らしいイングリッシュガーデン

沢山のプランターは季節の花であふれています

技術も確かな臨床家なので安心してかかれます

花鍼灸院

http://www.hana-shinkyuin.com/

めまいの症例成績

当院初診患者さんの主訴:めまい・頭のふらつき

類似する初診時の主訴91症例中、

有効又は治癒が70例(有効率77%)

主訴消失、軽減までの平均治療回数4回

無効・脱落の原因はメニエル氏病の発作

前庭神経炎、頭部CT、MRIでの異常所見ありが多かった

治療成績としては良い評価ができるものだと思うが

頭部CT。MRI検査の医療連携が大切

肉離れ??

中学生のピッチャー

投球動作で腰痛発症

他の鍼灸マッサージ院では

肉離れと言われてアイシングだけの処置

当院での診たては仙腸関節捻挫

患側百会で痛みは消失

肉離れと言われたのには???

第2回発達障害勉強会

昨日は(一社)愛知県鍼灸師会婦人部主催

第2回発達障害勉強会にスタッフ4人と参加した

”発達障害”についての基礎知識の勉強や

親御さんの対応の仕方を学んだ

発達障害の子を持つ母親の子育ての難しさの実例の話や

大人の発達障害の問題などについて質問や疑問に

経験ある鍼灸師が答えていくスタイルで進行した

充実した3時間だった、次回は2ヶ月後

そのうち当院での症例も発表することになりそうだ

親の立場、臨床家の立場から言うと

発達”障害”という表現には違和感を覚えるので

我々は”発達の偏り”と表現するようにしたい

食物繊維の効能

食物繊維はエネルギーにならないと言われて信じられてきたが

大腸の中で腸内細菌の働きで短鎖脂肪酸という脂に変換され

そのことで血糖上昇抑制につながるということが

2014年にフランスの研究グループによって明らかにされた

食物繊維はさらに、インスリンが筋肉と脂肪組織に働いて

糖を取り込ませる働きをしているときに

脂肪組織の側にだけフタをし

筋肉のほうを優先させてくれるという働きもすることが解ってきた

そうするとより太りにくいということになる