魚の脂

魚の油はオメガ3系といい

オメガ3系の脂質をしっかり食べていたグループの方が

食べなかったグループよりも生存率が高い

ナッツなどのオメガ6系の脂質と

オリーブオイルなどのオメガ9系の脂質を摂取したグループは

これらの脂質を全て控えるように指導を受けたグループの

動脈硬化の発症率を比較すると

脂質を多く摂取したグループの方が30%低いということが解っている

このことにより、少なくとも一般的な魚の油

植物性の油、そしてオリーブオイルは

積極的に摂取したほうが健康に良いことがいえる

以下次回に続く

脂は悪者?

糖質以外の栄養素は

糖質摂取に伴う血藤上昇を抑制することが解ってきた

血糖の上昇を抑えるためには

たんぱく質や油の摂取を増やすことが重要

しかし我々は昔からずっと「健康の為には油はなるべく控えたほうがいい」

と言われ続けてきたが

これから先は油を控えましょうという話はなくなっていくと断言できる

その理由は次回に

GWの診療

3日4日は通常通りの診療

こういう日に限って新患さんが多い

睡眠障害

婦人科疾患

脊髄、股関節疾患

多発性関節炎

目眩

明日も新患さんが多く

不整脈

頸椎ヘルニア

スポーツ障害

自律神経失調

祝日の診療だから来院できる方も多いので

人助けと思い診療に励みます

春の野菜の効能

春の野菜

ふきのとう、タラの芽、ウド、セリ、フキ、菜の花、タケノコなど

苦みがあるものが多い

苦み成分は冬の間に活動が弱くなった胃腸の働きを刺激し

身体に溜りこんだ老廃物を排出してくれる作用がある

ほろ苦い春野菜には上りやすい肝の気を抑えるとともに

解毒効果もあるのです

但し、タケノコの柔らかい先端部分を食べすぎると

気を昇らせることがあるのでこれは覚えおいてほしい

中部大学アクティブアゲインカレッジ

今年も中部大学でアクティブアゲインカレッジが始まった

東洋医学の担当講師は私を入れて5名

5月26日、6月3日が担当日なので

そろそろ準備をはじめなければ

舌診の話と実技

腹診の話と実技

10名の参加者は名前の通り皆さん大変アクティブで

東洋医学の授業は西洋医学の座学だけの講義と比べて

昼寝をする人が一人もいないそうだ

昨年から更にバージョンアップした講義を心掛けたい

箱根で休日

2日間の連休をいただいた行先は「箱根」

大学時代からの友人夫婦と一泊旅行

新東名の豊田~御殿場はとても走りやすく

120㎞の制限速度の引き上げに納得

箱根のワインディングロードのドライブはとても楽しかったが

生憎の曇り空で富士山を拝むことはできなかったのは残念

宿は「箱根フォンティーヌブロー千石亭」

http://www.fontenu-hakone.com/

食事はとても美味しく

部屋の露天風呂も広々して良いお湯でした

3月4月の休日はセミナーや会議で休みが全くなかったので

久しぶりにリラックスしたオフを楽しむことができた

臨時休診のお知らせ

4月27日(水)臨時休診

  28日(木)通常休診

  29日(金)通常診療

※5月のGWは木曜日・日曜日以外の

 祝日は通常通り診療しております。

多忙で充実した休日

昨日は名大医学部付属病院の

統合ヘルスケアチームのRTD(ラウンドテーブルディスカッション)

担当症例の経過報告とともに多くの治療についてのアドバイスを頂いたが

特に中医師のK先生からの取穴のヒントは大いに参考になった

疑問点が解消して腑に落ちた

問題解決に向けての氣力が湧いてきた

このチームに今回から統合医療クリニックを開設されている

T医師が新たに参加され、愛情ホルモンと言われる

オキシトシンの作用についてのミニ講座もあり

内容充実の4時間だった

その後は名駅の「なだ万茶寮」で

道徳小学校6年6組の初めての同窓会があり

40数年ぶりの奇跡の再会で大いに盛り上がった

ご高齢で参加できない担任の先生にはWEBで申し込む寄せ書きの

Yosettiを使って思い思いのメッセージと写真を送ることになった

印刷した色紙を化粧箱に入れて郵送するというとても便利なツール

何かと多忙であったが充実した一日だった

脊髄損傷・脳梗塞患者さんへの朗報

自己骨髄間葉系幹細胞について

札幌医科大学では、骨髄に含まれる間葉系幹細胞を体外で約1 万倍に増殖させ、

その細胞を患者の静脈から点滴の要領で投与する再生治療の研究が進められいる

間葉系幹細胞とは、神経や血管などに分化する能力をもった幹細胞のことで

この再生治療では自己の間葉系幹細胞が損傷した脳神経や血管、中枢神経を修復することで

脳梗塞や脊髄損傷の後遺障害に伴う神経症候や機能障害の改善

および要介護度の改善が期待出来るという

患者自身の細胞を用いるため副作用が起こりにくく

外科的手術を必要としない点で画期的です。

脊髄損傷は、四肢麻痺を引き起こし、社会生活が困難な状況が継続する重篤な疾患であり

世界的にも有用な治療法がないのが現状

札幌医科大学では2013 年12 月には脊髄損傷患者に対する

医師主導治験(第Ⅱ相)を開始し

臨床治験が成功したとの学会報告がされた模様

春の院展

毎年この時期になると

日本画家の患者Aさんから

春の院展の招待状を頂くので

昨日拝観させていただいた

ありとあらゆる作風の日本画が観れるのが楽しい院展のなかで

Aさんの作品にはいつも魚が描かれ

太古と今を対比させながら時空を漂い

シャープな写実画が多い中で異彩を放っていた