恐ろしく効いた神門の続き
不眠症と胸部痛・胸脇苦満・左上肢の重だるさ
を訴え「左神門の鍼が恐ろしく効きました」と言った患者さん
その後,心兪の鍼と施灸を加えて経過は極めて順調
よく眠れ随伴症状もほぼなくなった
暫く週に一度の治療を続ければ治癒は近い
http://www.n-aco.com
不眠症と胸部痛・胸脇苦満・左上肢の重だるさ
を訴え「左神門の鍼が恐ろしく効きました」と言った患者さん
その後,心兪の鍼と施灸を加えて経過は極めて順調
よく眠れ随伴症状もほぼなくなった
暫く週に一度の治療を続ければ治癒は近い
http://www.n-aco.com
3年ぶりに内科で血液検査を受けた
γ-GTPが64H 正常値(10-47)以外は異常なし
59才の年齢を考慮しても生活習慣病の兆候はないし
健康状態は良好ですよ、と医師に褒められた
東洋医学的にアラを探すと無きにしも非ずではあるが
これも定期的に鍼治療を受けていることと
あまりイライラせずに仕事を楽しんでいることのお蔭と感謝!
’15年9月~10月の2ヶ月に来院された初診患者さん113名
来院のきっかけを初診カルテに書いていただいているので
データーを集めてみた
「知人や家族のご紹介」が最も多いが
次に多いのは「インターネットで名古屋市 鍼灸を検索しホームページで内容を見て」
しかもスマホが圧倒的に多いのは時代を反映している
今までほとんどなかった「通りがかりや飛び込み」の方が増えたのは
治療院を新築しバス通りで結構目立つので
今まで鍼灸にかかったことがない方が来院されていると分析している
鍼灸の効果を期待して来院される方々に、安心して受診していただくには
東洋医学・西洋医学両面の知識と技術を磨くことあるのみ!
昨日中部大学アクティブシニアカレッジの講義があった
参加者9名は皆さん熱心で、このぐらいの人数は
表情や反応をダイレクトに感じるので
とても講義しやすかった
資料の棒読みはなくし
アドリブでした東洋医学の解説や
鍼灸臨床の実話や実技を交えての「ライブ授業」
全員の脈診と舌診をして
飲食不摂生や、水分接種過剰、酒の飲み過ぎ
下半身の冷え、痛みやコリの部位、体調不良をほぼ全員
問診せずに言い当てるという「不問診」で
受講者のの目の色が変わりました
大学の担当者からは医師の講義は座学だけなので
眠ってしまう方が多いが、東洋医学は一人も眠らないどころか
目の色が輝いて、心から楽しんでいただいていることが驚き
来春もぜひお願いしますと言われてしまった
楽しい時間を共有できたので受諾するかも
ストレスで過食すると
脾胃を傷め
肝脾不和となって胃の不快感が現れる
丁寧に体表観察し
右胃兪に一本鍼を打つ
腹部打診を軽くすると
呼吸が深くできるようになる
五臓の相生関係では
肺と脾は母子関係なので
脾胃の処置で肺気が巡った証拠
陰陽五行と相克・相生関係は
東洋医学のごく基礎的な理論
臨床は基礎と応用の積み重ね
昨日は愛西市健康祭りの
東洋医学コーナーでボランティア活動
この時期毎年恒例の行事で
愛知県鍼灸師会の会員11名が参加
9時~14時で168名の来場者に
東洋医学の健康相談や
鍼灸治療の体験や治療
子供には小児鍼の体験と啓蒙をした
今回ウチのスタッフからは2名が初参加
休日にもかかわらずお手伝いお疲れ様でした
患者さんから教えていただいた
「名古屋二十一大師巡り」
真言宗を開いた弘法大師ゆかりの場所は全国多数ある
名古屋二十一大師霊場は弘法大師のご縁日「21」に因んで
江戸時代から続く名古屋城を中心に真言宗の21寺院を札所とした霊場(寺院)
患者さんは運動不足の解消に地下鉄やバスを使って1ヶ月で歩いて回ったとのこと
大須真福寺宝生院から始まり最後は興正寺
小さなお寺が多いので探しながら散策すると
面白く新鮮で良い運動にもなったとのこと
3回続けると数珠がもらえるらしいので
散歩コースに飽きた方にはお勧め
東洋医学の診断に長けた医師の処方する漢方エキス剤と
鍼灸治療をわせると難治性の病に奏効することがある
「柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)」
精神的に不安定で、動悸や不眠等を伴う
「神経症」等に用いられる漢方エキス剤
”心肝気鬱”で動悸と不眠の患者さんを
信頼している心療内科の医師を紹介し
上記の漢方薬が処方され
鍼灸と合わせた治療で
早期に仕事への復帰が果たせた
中国では鍼灸と漢方薬は車の両輪に例えられる
8割の医師が漢方エキス剤を処方するこの国で
四診(望診・聞診・問診・切診)をしたうえで
漢方薬を処方する医師は実はとても少ない
先日も書いたが
最近20年以上ぶりの再診患者さんが多い
バス通りの目立つ建物に引っ越して
目立つので思い出したのか
お顔を見ると記憶が蘇る
そして20年間の生活歴は良くも悪くもお顔に表れる
2日間伝統医学の古典から引用した講演多数あったが
おおとりは藤本連風先生の打診、古代鍼による実技
鍼灸界への警鐘ともとれる
「どれだけ本を書いても患者を治せなけれ意味がない!」
と言い切り、披露した実技は満員の聴衆を引き付けた
「伝統から引用し、新しい発想で技術を発展させなければ病は治せない」
日本の著名な鍼灸師が集まった学会で最もインパクトのある講演だった
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