身体によい脂質その2

脂質の役割

脂質は身体の中に必要な3大栄養素の一つ

1gあたり9kcalのエネルギーを生み出す

脂質はたんぱく質や炭水化物と比べ

エネルギー効率のよい栄養素である

適度な摂取が必要であるが

特に飽和脂肪酸(牛脂・ラード・バター等)

は動脈硬化の原因となるので注意が必要

以下続く

明日9日(水)は院内研修会の為お休みします

身体によい脂質

最近TVや雑誌などで身体に良い脂質の取り方が

話題に取り上げられることが多くなった

質の良い脂質を摂ることは健康維持には欠かせない

正しい知識をもって健康寿命を目指すために

脂質の解説をしていきます

次回に続く

石灰沈着性腱板炎

月に1~2回の通院患者さん

ある日突然起床時に肩関節の激痛が発症

整形外科のX-P検査で異常なく整形外科医は五十肩の診断

当院での検査所見では”石灰沈着性腱板炎の疑い”

あまりの痛みで精査を勧め総合病院で再度X-P検査

医師の診断は”石灰沈着性腱板炎”

ある日突然発症する肩関節痛の多くがこの病気

関節包内に侵入した石灰は激烈な痛みを伴うので

問診と他動的自動的な関節可動域の検査と

X-P検査で容易に診断できる疾患であるが

五十肩とは病態も経過も全く異なるので

正しい西洋医学的な診断が必要

鍼治療で早期に痛みは軽減しており

何より自分の診たてが正しかったことで

患者さんからはおおいに信頼された

フロアのクリーニング

治療院が移転して気が付けば8ヶ月

抗菌加工のフロアは明るいベージュ色で

早くも汚れが目立ち始め困っていた

昨日はダスキンに依頼して

無垢板フローリングの待合室以外の全てのフロアに

クリーニングとワックスがけ

床は見事に輝きを取戻し

仕事をしていても気持ち良い

綺麗になったらホコリが目立つ・・・

時間感覚2

動物が絶えず「今」だけを考えて行動しているのに対して

時間間隔を持ったヒトは「現在・過去・未来」

を同時に見渡すことができる

時には過去を悔やんで落ち込むこともあるが

一方で明るい未来を創造することもできるため

現実が苦しくても決してへこたれることなく

生産的に生きていけることができる

ヒトだけに備わったこの「時間感覚」を使わないのは”もったいない”

時間感覚1

私たちは不断当たり前のように

明日や未来のことを考えながら生きている

実は明日を想像する能力は人間だけに備わったもの

ヒトは失われた動物的本能の代わりに

自我を持つことになったが

自我を持ったことで他の動物にはない

特殊な能力を獲得することになった

その能力の一つが「時間感覚」である

以下続く

フォーカルジストニア

音楽家の手の「神経障害」の中で

フォーカル・ジストニアという病気がある

これは「次第に指のコントロールが失われ

勝手に曲がったり伸びたりしてしまう」症状

シューマン等歴史上著明な音楽家も多くかかっている疾患で

西洋医学的には原因は不明とされ

プロの音楽家にとっては音楽人生をも左右しかねない病気だ

早期に鍼治療を始めると効果的であるが

初期症状は違和感や、動かしにくさで早期診断に繋がりにくいのが問題点

子供のころから毎日の長時間の反復練習を繰り返すことがきっかけとなりやすいので

指導者がフォーカルジストニアを勉強して理解することが最も大切

疑いがあればレッスンを休ませる

できれば鍼治療を早めに受ける

この程度の対策で進行は抑制され

発病せずに未病で治せる可能性がある

特に20代の発症が多いので音大の指導者は熟知してほしいと思う

ダットスキャンとは

右上肢のこわばりと歩行の不安定が主訴で

内科→整形外科→神経内科→脳神経外科と盥回しにされた挙句

診断がつかない患者さんの話

私の診たてでは最初から”パーキンソン病”

今回神経内科の著名な医師をご紹介した結果

その医師は一目診て”パーキンソン病”でしょうと診たてた

第2日赤病院神経内科で”ダットスキャン検査”を受けた結果

特有の病変が認められパーキンソン病の確定診断となり

抗パーキンソン薬が漸く処方された

ダットスキャンは最近保険適用が認められ

レビー小体型認知症やパーキンソン病の早期診断の道が開けたと言える

http://www.nmp.co.jp/member/datscan/index.html

鍼灸治療と抗パーキンソン薬の併用が有効である

ダットスキャンとは

右上肢のこわばりと歩行の不安定が主訴で

内科→整形外科→神経内科→脳神経外科と盥回しにされた挙句

診断がつかない患者さんの話

私の診たてでは最初から”パーキンソン病”

今回神経内科の著名な医師をご紹介した結果

その医師は一目診て”パーキンソン病”でしょうと診たてた

第2日赤病院神経内科で”ダットスキャン検査”を受けた結果

特有の病変が認められパーキンソン病の確定診断となり

抗パーキンソン薬が漸く処方された

ダットスキャンは最近保険適用が認められ

レビー小体型認知症やパーキンソン病の早期診断の道が開けたと言える

http://www.nmp.co.jp/member/datscan/index.html

鍼灸治療と抗パーキンソン薬の併用が有効である

法改正の準備室

(公社)日本鍼灸師会では

法改正準備室を立ち上げ

あん摩はり師きゅう師法が法制定70周年となる

H29年12月に28年ぶりの法改正を目指している

法改正の大義には国民に寄与するものとするが

背景には

1)鍼灸専門学校、大学の急増によって定員割れが常態化→入学者の質の低下

2)免許取得者増と開業鍼灸院の縮小化により卒後教育の場がない

3)鍼灸学校教員の質の低下(臨床を知らない教員の増加)

法改正の目指す目標は

1)診断権を有し、同意書なしで保険診療ができること

2)4年生鍼灸大学とし卒後臨床実習を2年間義務化

3)専門分野に特化した認定制度を設ける

4)免許更新制の導入

5)卒後教育・生涯教育の義務化

他に多くの案が検討されており

上記の目標はあくまで最終目標なので

どこまで摺合せができるのかは未知数

とはいえ法改正という後ろ盾に頼ることなく

日々勉強と研鑽を続けることが

臨床家の責務であることは言うまでもない