噛み合せと頚部痛

信頼している矯正歯科の専門医の先生から

歯を噛んで前歯の上下が当たっている(接触している)と

後頚部痛が起きるのは何故かを尋ねられた

慢性の頚部痛や胸鎖乳突筋に緊張が見られる症例では

初診時に必ず歯列の乱れ・顎関節の動き・噛み合せを診ている

すると前歯の上下が当たっている(接触している)患者さんでは

慢性の後頚部痛の訴えが多いことが解る

頸椎を触診するとC1~3で側弯が認められたり

僧帽筋の付着部の経穴(天柱)に緊張や圧痛が認められる症例が多い

立位で前歯の位置を後ろに水平線をひくと

上部頚椎の位置と一致することが解る

空間診(上下左右前後の法則)で考えると

前の上の異常が後ろの上に表れるという

ことが証明されるので

矯正歯科の先生には前後(表裏)のアンバランス

と説明させていただいた

噛み合せと身体症状を診ることのできる矯正歯科医師は

ほとんどいない!という現実に驚き

沢山の患者さんを救っていただいている

K先生との奇跡の出会いに感謝!

K先生のクリニックHP

http://www.komatsu-kyosei-ka.com/

左公孫

40代女性

乳がん手術後のケアで通院中の患者さん

いつも一本の鍼で体中に気血が巡って

治療中に先生今日もすごかった!と感動される

今日は膝と背中の痛みで

左公孫に置鍼中に

右の背中の痛かったところまでまでビンビン気が巡って

痛みが消えました~すごーい!と感動

鍼は本当に奥が深くおもしろい

問診デビュー

毎週土曜日は決まって予約はぎっしり入っているにも拘らず

初診や再診の電話が多い

今日も新患さんが3人入っているところに

急患さんの電話があり

発症3日目の急性疼痛疾患で土曜日しか来れないとなれば

心情的にもお断りできず

診療の最後に来ていただいた

こんな時先日の院内勉強会でのトレーニングが役立ち

急遽O先生の問診デビューとなった

初回にしては及第点の問診とのF先生の評価に

O先生よかったね

中部大学CAAC

中部大学シニア向けの公開講座

アクティブアゲインカレッジ

東洋医学の講座が6コマ

愛知県鍼灸師会の臨床家4人で

受け持ち14人の受講生(50歳以上)に

講義をすることを以前にこのブログに書いた

昨日はその打ち合わせを当院で行った

如何に興味をもって聴講していただけるかについて

議論百出した結果

毎回ツボの説明と取穴の実技

脈や舌の診かたと治療後の変化等を知ってもらう

参加者に問いかけながらツボを教えるという方向性で一致した

http://www3.chubu.ac.jp/caac/

Skype会議

今夜は(一社)愛知県鍼灸師会 業務執行理事6名による

21時からSkype会議だ

インターネットのお蔭で会議の為に

仕事が終わって集合しなくても

簡単な議案はこれで済むのでありがたい

但しいつも誰かひとりはSkypeが起動しないか

会議そのものを忘れているか

多忙で参加できないか

なかなか全員集合とならない

前回は自分のSkypeの不調で

音声だけの参加だったので

早めにテスト通信しておこう

鍼治療が米国病院治療の定番に?

2014年から稼働している”オバマケア”国民皆保険制度

その影響で米国ではちょっとした鍼治療ブームが起きているようだ

テキサス州の有名病院グループが

「院内の多くの患者が代替医療を受けたいというニーズを持つようになり、

これに応えて鍼治療を提供している」

「鍼治療や鍼治療家は、西洋医学や西洋医と置き換えるものではなく、

病院として一体的に患者へ最善の医療を提供するための手段のひとつ、

と考えている」と米国メディアが報じている

我が国の西洋医学に偏重した医療制度では考えられないスピードで

米国では病院で鍼治療を取り入れ始めている

患者のニーズがあるからという理由は

新しい国民皆保険制度のもとで、シェア獲得や

病院の生き残りをかけた競争激化が拍車をかけているようだ

我が国ではいまだにエビデンスが少ないという理由で

病院での鍼治療の取り組みは遅々として進まない

米国を見習ってよいものは取り入れるという

柔軟な姿勢を持ってほしいものだ

宮本武蔵の言葉

知人のFACE BOOKからのシェア

宮本武蔵の言葉

百日の行を鍛え

千日の計画を練り

そして勝負は一瞬

日頃の勉強と臨床に繋がる素敵な言葉

処暑

23日は二四節気の処暑

立秋から数えて15日目ごろ

暑さが和らぐという意味

厳しい暑さは峠を越し

朝夕は涼風が吹き始め

秋の虫の鳴き声も届くようになった

冷飲や過食に注意することが

夏バテの予防になる

食中毒にも油断は禁物

http://www.-acp.com

リベド血管炎経過良好

高校生男子

3年前から下腿に紫斑が出現

1年前から紫斑部位に潰瘍ができ

痛みと熱感を伴う

大学病院で精査の結果「リベド血管炎」と診断される

下腿の潰瘍が悪化し浸出液も出始める

潰瘍とともに痛みで長時間歩行も困難

内服薬や塗り薬は無効

弁証は瘀血・血熱鬱滞

鍼は右合谷に置鍼 隠白から刺絡

当院初診より3ヶ月経過

12診目で潰瘍・痛みは完全に消失

皮膚は色素沈着が残るのみ

大学病院の主治医はこの難病が

鍼治療で治っている事実に

大層驚いているとのこと

リベド血管炎という難病に

鍼治療が効く事実を知って頂きたい

妊娠についての教育始まる

文科省がこの度「妊娠しやすさと年齢について」

高校生向けに副教材として作成したとのニュースがあった

先進国の中で遅れていた分野の教育が始まることはトピックス

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150821-00000026-mai-soci