月経と東洋医学その2
小笠原の夕日
「素問」上古天真論より
「女子は七才にして腎気盛んなり、一四才にして天癸至り、
任脈通じ、月事以て時に下る、二一才にして腎気平均す
二八才にして筋骨堅く、髪の長極まり、身体は盛壮なり」とある
つまり、2千年以上前の中国の古典医学書には
14才くらいから月経が始まり、21才くらいで女性として
のからだがほぼととのい、28才くらいになるともう盛りだ、
そして、さらに35才ぐらいで腎気が衰え始め
42才ぐらいで髪が白くなり始め、49才で月経がなくなる、と書いてある。
つまり、女性の一生を七の倍数の年齢で区切って考えているのである。
このことは、平均寿命も延びた2千年後の現代でもそのままあてはまることは驚異でもある
(初潮の年齢だけは少し早まってはいるが)
女性の体の変化の流れは今も昔も変わらないのである
女性の体には一定の流れがあり、それを支配するのが月経である
続きはまた明日に