癌と胃の気
癌と胃の気
最近は癌患者さんを診ることが増えてきた
多くの場合、抗がん剤を使っているのだが
初診で脈診をすると、胃の気が弱っていることが多い
胃の気とは以前もブログで解説したが
生命力そのものであって、癌細胞と闘うエネルギー(免疫力)なので
胃の気が弱ると、食欲が落ちて体重が減少する
この状態が続くと癌細胞に身体が負けてしまい予後不良になる
鍼を続けていると、胃の気の脈が強くなってくる
前立腺癌で抗がん剤のために体重が8Kg落ちた患者さんが治療を始めて一ヶ月で3キロ体重が増えた
胃の気が増して食欲が出てきたのだとても感謝された・・・有難いことであるし
希望が持てる、こころも安定する
あきらめてはいけない