口乾と口渇について
口渇はのどが渇いて水分を欲することをいい、水分摂取を適度に必要とする
口乾、口燥は、口の中の乾燥をいうが、多くの水分を摂取する必要は必ずしもしない
この判断は東洋医学の専門家に任せるべき
口渇は体内の津液の量や散布の状態が反映されており
乾熱・虚実を弁証するときに非常に参考になる
1)口乾:口中の水分(陰液)不足=陰虚傾向
舌の色は紅色、降紅色、舌苔は無苔、
2)口渇:水分を欲するという口の渇き=内熱傾向
口渇はのどが渇いて水分を欲することをいい、水分摂取を適度に必要とする
口乾、口燥は、口の中の乾燥をいうが、多くの水分を摂取する必要は必ずしもしない
この判断は東洋医学の専門家に任せるべき
口渇は体内の津液の量や散布の状態が反映されており
乾熱・虚実を弁証するときに非常に参考になる
1)口乾:口中の水分(陰液)不足=陰虚傾向
舌の色は紅色、降紅色、舌苔は無苔、
2)口渇:水分を欲するという口の渇き=内熱傾向
不眠とは常に睡眠が不足することをいい
寝つきが悪い
寝てもすぐに目が覚めてなかなか寝付けない
甚だしければ夜通し寝れない
中医学では「失眠」という
異常な暑さや寒さ・不適当な寝具・睡眠前のカフェインなどの興奮性の飲料の摂取
突発的に起きた精神的な刺激や考え事などで
たまに睡眠が不足する場合は「不眠」の病態ではない
弁証分類は
心陰虚の不眠
心腎吹不交の不眠
心脾両虚の不眠
胆気虚の不眠
肝胆鬱熱の不眠
胆熱憂心の不眠
心火の不眠
余熱憂膈の不眠
以上に分類できる
外来ではほとんど慢性の不眠を訴える
最も重要なのは問診である
その方の家族構成・生活の状況・仕事・趣味・ストレスのもとを問診することが重要
陰陽の偏りつまり陰<陽(陽の過多)は興奮状態が反映される
五臓では特に肝と心が関わる
まれに食べ過ぎで脾胃の湿熱や湿痰が心を衝いて心神が不安定になることもある
軽度の不眠は鍼灸治療が奏功するので投薬の必要はない
時に患者さん自身の生活の乱れや心神の乱れに気付かない人がおられる
趣味を持つことで心神の乱れが整う場合が多いので
いくつになっても楽しく集中できる趣味をもつことだ
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