続・妊娠おめでとうございます!!

40才

結婚8年目で妊娠に至らず

子宮筋腫Opeで、卵巣機能低下を指摘

N病院で不妊治療

第一選択からART

体外受精1回目

鍼灸は1ケ月9診目で受精を確認

以後経過極めて順調

※40才の1治療周期当たりの妊娠率は10%以下

補腎と肝鬱気滞の鍼治療が奏功した症例

Tさん本当に良かったですね(^。^)/

ご夫婦で仲良く通院されてたことも追い風になったかも

K先生の症例です

妊娠おめでとうございます!

30歳

28歳で結婚2年間妊娠なく

不妊検査するも夫婦とも異常なし

毎月クロミッド注射+タイミング法を試みるも妊娠に至らず

毎日記録していた基礎体温を止めるようにアドバイスし

「気が楽になった!」と喜ばれる

補腎の鍼灸治療を週に一度続ける

以後1回目人工授精は不発だったが

2回目の人工授精の前に妊娠確認

心音確認

出産まで体調を整える治療を継続中

結婚3年目を前にして大きな幸せを手に入れたMさん

本当におめでとうございます!!

最近院内はプチ妊娠ラッシュです

湿熱邪に注意

このところの高温多湿で体がだるいひとが多い

南からの暖かい湿った気流によって

”湿熱邪”によって”内熱”が生じ

体のだるさを招く

治法は”健脾””利湿””清熱”

正しく診たてれば一本の鍼で対応できる

あとはエアコンの除湿機能を上手く利用すること

今時の多機能のエアコンの使い方を知らないケース

80代

蒸し暑いので今日初めてエアコンを入れたが

リモコンが多機能なので使い方がわからず

冷房で27°自動に設定

冷たい風が沢山吹いて

冷え過ぎて頭が痛くなりエアコンを切った・・・

陽虚体質なので除湿28°で微風がいいのでは?

本人理解できず次回リモコン持参で説明することに(笑)

環境変われば病も癒える

80代♀

10年来の難治性の三叉神経痛(第3枝)

ガンマナイフも無効

患側”後谿”20分置鍼で

流動食からお粥が食べれるように痛みは緩解

ひとりで話し昼間は相手がいない引きこもり日々から

老人ホームに入居して、同じ世代の仲間との共同生活

これで病にばかりココロを囚われた生活が一変した

今では普通食をしっかり噛んで

美味しく三食食べれるようになった

来院の度に表情が明るくなり

嬉しそうに毎日の生活を語る笑顔から

病が癒えたことを確信した

発達障害について③

小学校の先生の話

発達障害を認めたくない親がいる

親の多くはイライラして

子供の接し方も優しさがない

幼児のころからそういった接し方をしていると

子供の成長に悪影響があるのは必然

発達障害の子供を受け入れ

子どもの個性と認めて

大人が優しく接することで子供は癒される

発達障害について②

久留米市での事例

「すくすく発達障害教室」は久留米市が平成19年、20年度に

文部科学省の「発達障害早期支援モデル事業」指定を受け

発達障害児の早期発見、早期支援を目的として始まり

モデル事業終了後もそのニーズの高さににより

久留米市独自の事業として継続されているとのこと

「すくすく発達障害相談教室」は週に1日市立小学校の通級指導教室において

小児科医師、通級指導教室担当教員、臨床心理士が相談に応じている

個々のケースについて医療、教育、心理の多職種の連携の下

子供を評価、その後の支援の方向性をアドバイスしていることが特徴

地域の支援に繋ぎ、地域の中で子供達やその保護者が孤立しないような

支援体制が大切と考えられた素晴らしい制度

お手本にして、名古屋市も同様な制度の検討を急ぐべきだ

発達障害について①

小児の発達障害は最近マスメディアでも取り上げられるようになってきた

平成24年度に文部科学省が行った質問紙による調査では

通常学級に在籍する児童の6.5%と推定されている

これらの子供たちは外見上は通常の子供と区別はつかず

障害もあるようには見えないために周囲の誤解を受けたり

イジメや仲間はずれになったりすることがしばしばある

そのために子どもたちは大きなストレスにさらされ

気づかずに放置されると二次的に、うつ、反抗挑戦性障害、チック

などの併存障害が高頻度で出現することが知られている

近年、発達障害児の早期発見、早期介入、適切な対応により

発達障害の子供たちが社会生活に適応しやすくなり

併存障害が予防できることがわかってきた

以下次回に

第62回学術大会参加

(公社)全日本鍼灸学会学術大会(九州大会)

スタッフ6名と2日間参加した

症例や研究報告の演題が279題

大会場でのシンポジウムや基調講演、セミナーが10題

実技セッション3題

ランチョンセミナー2題

その他ワークショップ・市民公開講座と盛り沢山であったが

最も印象に残っ講演は、我々と流派は違うが

鍼灸臨床50年の首藤傳明先生の言葉だ

「以下要約」

毎日の臨床の理想の姿として

天皇陛下の心臓手術を担当した順天堂大学心臓血管外科教授

天野篤氏の言「手術中は頭を使っているのは15%くらいです。

85%くらいは反射的に手を動かさないといけない。

例えばピアニストに似てますよね。今弾いているところの

先の楽譜を見ているように、外科医は手術の先にあるところを見ています」

脈を診る、腹診をする、皮膚を触診する、経穴を探る、

鍼を持つ指がしなやかに動き、頭で考える前にツボに

指が止まり、鍼を打つ。勿論理論的な裏付けがなされた上で・・・

技術は突き詰めるとき”技”ではなく”道”に達する

プロフェッショナルとはかくあるものと思っている

僕は不器用なので、並み鍼灸師の3倍努力している

日々全力投球、精進を続ける大先輩の言葉は重い

(公社)全日本鍼灸学会HP http://www.jsam.jp/

大会内容の演題を見ることができる

ARTと鍼灸治療

ART(体外受精)と鍼灸を併用して妊娠した症例

30歳

27歳で結婚自然妊娠に至らず

人工授精4回

体外受精3回

いずれも妊娠に至らず

鍼灸治療を開始し4回目の体外受精が成功

妊娠確認される

ART単独での妊娠から出産に至る(生産率)は

20歳台から32歳ぐらいまでは

ART(高度生殖医療)をもってしても20%程度でしかないが

鍼灸治療が介入することによって

50%以上に生産率が上がるのである

http://www.n-acop.com

ARTについて③

わが国のART施設の情報開示の現状

わが国ではART実施施設は

日本産婦人科学会への登録と臨床成績の

自主報告が義務付けられている

しかし、各ART実施施設の情報は開示されていない

ART登録施設において適切な情報をHPに掲載しているのはごく少数である

不妊カップルの自律的意志決定を尊重するという観点から

欧米で採用されている各医療機関の個別情報開示も求められるのではないか

この意見は日本生殖医療協会会長

国際医療技術研究所 IMT College 理事長 の荒木重雄先生が

不妊カウンセラー養成講座で述べられた内容を引用しています