帯状疱疹後神経痛治癒

患者さんより帯状疱疹後神経痛が癒えて

お手紙をいただいたので原文そのまま掲載させていただきます

≪帯状疱疹後神経痛(腰腹部)≫66才女性

私の場合発疹はあまりなく帯状疱疹とわかったのは三週間ぐらい後のことでした。

この間原因不明の腰の激痛で鎮痛剤を服用しないと耐えられませんでした。

帯状疱疹の神経痛は強い薬を飲まないと

一生痛みが残るということを知りショックでした。

長岡治療院のブログに出会わせて頂き、

「帯状疱疹後神経痛は完治します」という先生の強いおことばに

ほんとうにうれしくほっとしました。

2~3回の鍼治療で鎮痛剤が全く必要なくなり、

鍼治療のすばらしさ、不思議なまでの力に驚嘆すら感じさせていただきました。

先生本当に有難うございました。

※院長コメント:発症後3週間目に来院され、6回の治療でほぼ痛みは消失しました。

以後は雨が降る日に感じるかすかに残る症状に対して、

週に一度の治療を約3ヶ月継続しほぼ完治しました。

頚椎捻挫

3週間前に発症した頚椎捻挫

奥さんから「私は腰痛の時に早めに行ったら一発で治ったわよ」と言われ来院

丁寧に触診し右上の気の偏在と診たて

20分程度の治療が終わって

頚椎の運動痛がなくなり「一発で治った!」と喜んでお帰りになった

よく「あそこに行くと一発で治してくれるから」と患者さんが言うが

ほとんどの症状は1回の治療で痛みが消失しても

必ず再診していただき、客観的に経過を診ることが必要となる事が多い

が今日の患者さんは、明日の朝起床時に痛みがなければ治癒と思われる症例

無事ご出産のお知らせ

32才のお子さんができにくかった患者さんから

無事ご出産のお喜びのメールを頂いたので

ブログ掲載の許可をいただき、そのまま掲載させていただきます

2月10日に無事3002gの男の子を出産しました。

妊娠してから貧血気味だったこともあり、出血が少しだけ多かったようですが10時間程で

出産することができました。

里帰り中も教えていただいた三陰交のツボのお灸で、張りなどの不調に効果があり、

毎日のお灸が欠かせませんでした。産後も割と体調が良いような気がします。

子供の顔を見てると一年前に不妊で悩んでいたことが嘘のようです。

中々妊娠しないながらも、諦めずに治療してくださった先生のおかげです。

本当にありがとうございました。何と感謝を申し上げればよいか…。

スタッフの皆さまにもよろしくお伝えください。

これからも長岡治療院の皆様のご活躍をお祈りしております。

Mさんスタッフ一同心よりお祝い申し上げます。

寒邪による瘀血

瘀血とは滞った血液のこと

体を冷やすこともあれば、内熱や痛みの原因にもなる

最近寒さが続くので寒邪を受け瘀血による痛みの疾患がが多い

最も有効で速効性があるのは”刺絡”といい経穴から血を抜く手技

この二日間で多くの患者さんで処置をした

根本的な治療は本治法として寒邪という邪気を受けにくい身体にすることが大切

逆流性食道炎の食養生

逆流性食道炎の患者さんが多い

鍼治療はかなり有効で殆どの患者さんで有効、著効を示す

但し逆流性食道炎には当然食生活の見直しも必要で

ライフスタイル全体の見直しや改善の取り組みが必要

脂肪分の多い食材や油を多く使った物

アルコールの過剰摂取

炭酸飲料水

チョコレートやケーキなどの甘味料が多く使用されているもの

酢やオレンジジュースなどの柑橘系または香辛料など刺激が強いもの

紅茶/コーヒー/緑茶などのカフェインを含むもの

これらの食材たちは胃酸の産生・分泌を促し、胃を刺激するので控えめにする

症状の悪化や逆流を引き起こす可能性のある食材は人により異なることがあるので

過度の摂りすぎに注意する程度に留めていてほしい

そして患者さんのライフスタイルを見直すことが最も重要である

ビタミン・ミネラルが不足する原因

今迄連続してビタミン、ミネラルについて解説してきたので

まとめをすると

≪ビタミン・ミネラルが不足する原因≫

①糖質の過剰摂取

②たんぱ質不足(菜食主義者を含む)

③野菜不足

偏りがある人は1週間分の摂取した詳しい献立を記録し

専門家に診てもらうことをお勧めします

※ヒトの身体は食事からできている

※「食事」という字を分解すると”人”を”良”くする”事”

医療連携によるEBM

EBMとは「根拠に基づいた医療」

エビデンスとはその治療法が良いとされる根拠

似ているようで大きく意味が異なることを

昨日の鍼灸学会研修会で学んだ

講師は(一社)日本統合医療支援センター代表理事の織田聡医師

≪統合医療とは≫

患者さんの愁訴や疾患に対して、適切な治療法や予防法を考えるとき

日本の標準的治療である西洋医学の枠を超えて

様々な補完代替医療(鍼灸治療もそのひとつ)を含めた選択肢を提示し

患者さんの価値観やあらゆる背景を勘案しながら

生き方をコーディネートする医療である

このような統合医療を実現するには

医療機関と鍼灸治療院が連携することが必須である

鍼灸師と医療機関の連携を日本型の統合医療の原型と位置づけ

全国にネットワークを作ろうとしているのが

新たに発足した日本統合医療支援センターである

登録された医療機関の医師から鍼灸治療院を紹介することができるようになると・・・

例)週に2回の鍼灸治療続けている中で

紹介元の医療機関に月に一度受診することで

医師によって鍼灸治療の客観的な評価ができ

この情報がフィードバックされると膨大な鍼灸のEBMが集積される

今の日本の医療の中心である西洋医学の医師によって評価された

質の高い鍼灸治療が広く認知されるようになる可能性を秘めているのである

鍼灸師全体のの資質向上が必須であることは言うまでもない

(一社)日本統合医療支援センターHPは
http://www.jscim.or.jp

ミネラルについて(カリウム)

カリウムの働き

カリウムは成人の体内に約200g含まれている

大部分は細胞内に存在し、細胞外液に多いナトリウムと相互に作用しながら

細胞の浸透圧を維持したり、水分を保持したりするのに重要な役割を果たしている

腎臓での再吸収の調節によって体内のカリウム量は維持されている

≪カリウムが不足すると≫

カリウムは動物性食品や植物性食品に豊富に含まれているので

通常の食生活をしていればほとんど欠乏症はみられないが

激しい嘔吐や下痢をした場合や利尿降圧剤の長期使用などでは

カリウムの排泄量が増し欠乏することがあり

主な症状は、筋力低下、食欲不振、骨格筋の麻痺等です

≪カリウムを多く含む食品≫

コンブやヒジキなどの海藻、サトイモやサツマイモなどのいも類

大豆やインゲン豆などの豆類など、野菜や果物に多く含まれている

果物の中で特に多いのが、柿やすいか、メロンなど

カリウムは水溶性で、煮たりゆでたりすると水に溶け出すので

生野菜サラダで摂ったり、生の果物でとったりすれば

効率よく摂取することができることを覚えていてください

ミネラルについて(亜鉛)

亜鉛の働き

亜鉛は成人の体内に僅か2g存在する

成人ではそのほとんどは筋肉と骨中に含まれまるが

皮膚、肝臓、膵臓、前立腺などの多くの臓器に存在し

たんぱく質やDNAの合成に必要なので

胎児や乳児の発育や生命維持に欠かせないミネラルといえる

また、インスリンの合成や免疫反応にも関与している

≪亜鉛が不足すると≫

成長障害、貧血、食欲不振、皮膚炎、味覚異常

性腺発育障害、脱毛、免疫力低下などのさまざまな症状が現れる

≪亜鉛の多い食品≫

抹茶、緑茶煎茶、玄米茶、ココア、牡蠣、数の子、煮干、あまのり

てんぐさ寒天、きな粉、カシューナッツ、いりアーモンド、いりゴマ等

一方、広く用いられている食品添加物の中には

亜鉛の吸収を阻害したり尿中排泄を増加させる物質が多く含まれている

低亜鉛血症は、全身疾患性や薬剤性の味覚障害例でも高頻度に見られ

亜鉛欠乏が多くの味覚障害に関与していると考えられている

従って、亜鉛欠乏を背景にもつ味覚障害例では亜鉛剤の服用が必要となる

コンビニ食等への偏った食生活には要注意ともいえる

ミネラルについて(鉄)

鉄は吸収率の低いミネラルである

食品中の鉄にはヘム鉄と非ヘム鉄があり

ヘム鉄の方が吸収率は高くなり

肉や赤身の魚、レバーに多く含まれている

非ヘム鉄は魚介類、卵、大豆製品、緑黄色野菜に含まれている

鉄はビタミンCといっしょに摂取すると吸収率が高くなることは知っておくべきだ

貧血予防のために鉄さえ補えばいいというわけではなく

ヘモグロビンは鉄(ヘム)とタンパク質(グロビン)が結合してできているため

タンパク質も摂取する必要がある

さらに食事において貧血予防・改善として大切なことは

鉄が豊富に含まれている赤身の肉(ももやヒレ)や魚、貝類を

新鮮な野菜といっしょに食べるということです

新鮮な野菜にはビタミンCが多く含まれているから