漢方薬の芳香

良薬は口に苦しというが

漢方薬は香りを嗅いだり、内服した味が良く感じることで

薬の適不適の判断として昔から言われていた

連風先生のブログには漢方薬の香りを嗅いだ後に

脈診が好転していれば薬は適合していると

判断ができるとの記述があった

当院では Bi Digital Oring Testによって

サプリメント等の効果判定をしているが

芳香によって脈診の好転反応を診ることも

大いに使えると考え早速試してみたいと考えている

治りますか?

ときに電話で問い合わせがあり

私の症状(病気)は治りますか?

と質問されることがある

患者さんをまだ拝見していなくて

電話だけでは”治ります”とは言ってはいけない

臨床家の責任はとても重いものである

適応症であれば”良くなりますから一度診させていただけますか”

これが誠意ある対応というものだ

初診で問診、体表観察、治療して、脈や舌の良好な変化を確認でき

確信があれば”治ります”としっかり伝えることは必要

今夜は院内勉強会

新患カンファを3例・小児のメンタル疾患の著効例をF先生より1例

新患さんがとても多く、興味深い症例をピックアップ

カンファレンスが多くなっている

暑邪にご注意

ここ数日6月初旬としては記録的な暑さだ

経度の熱中症と思われる頭痛やだるさの訴えが多い

暑さは体にとって有害な邪気のひとつで”暑邪”という

暑ければ衣服を薄くし、夏の野菜を多めに摂取すること

百会・合谷・照海・などへの軽い鍼で清熱ができるので有効だ

瘀血による頭痛には刺絡も有効で即効性がある

暑邪による体調不良に鍼治療はとてもよく効く