まごにわやさしい食事の教え

懇意にしているクリニックの医師が

患者さんにお渡ししている食事の教え

①ま→まめ=豆類・豆腐・味噌・納豆・・タンパク質とマグネシウムが豊富

②ご→ごま=ごま・ナッツ類・・老化の原因となる活性酸素を防ぐ抗酸化栄養素

③に→にく=赤みの肉・・筋肉の維持に有効、少量でもよい肉を

④わ→わかめ=わかめ、昆布などの海藻類・・カルシウムなどのミネラルが豊富

⑤や→やさい=野菜・・ベーターカロチンやビタミンC、食物繊維

⑥さ→さかな=魚類(特に青魚や鮭)・・不飽和脂肪酸のオメガ3が豊富なタンパク質

⑦し→しいたけ=きのこ類・・ビタミンDが豊富

⑧い→いも=じゃがいも・さつまいも・・腸内環境を整える食物繊維が豊富

⑨卵→1日1個~2個の卵は高齢者に必要・血中アルブミン濃度を4.0g/dlに保つ

⑩乳製品→女性は特に50代から骨粗鬆症に注意・カルシウム補充のため有効

3台栄養素のたんぱく質・脂肪・炭水化物で15%・25%・60%という比率が理想

複合炭水化物であるご飯を食べ、今摂っている食塩を半分にすれば

10年健康寿命が延びるといわれています

不健康寿命ではなく、食生活を変えて積極的に健康寿命を目指しましょう!

ノースローの判断

野球少年中2

上腕骨骨端線炎

成長期にみられる骨端線は

スポーツなどの過度に負荷をかけると

骨端線が離開して

投球動作で痛みを生じる

肩関節は早期に治癒したが

肘関節の骨端線の離開が炎症期となると

ノースローで肘を休ませることが第一選択

1ヶ月の休養は長い野球人生の中ではほんの一瞬

本人、監督、母親に理解を求め早期治癒を目指すために

一ヶ月のノースローを本日お伝えした

スポーツ障害の治療は休ませるか否かの正しいジャッジが求められる

舌下静脈の変化

アトピー性皮膚炎40代♀

舌下静脈の怒張がきついにもかかわらず

左照海に一本置鍼した10分後驚くべき変化を見せた

気滞が主体の瘀血であると考えられる症例

明日は保険指導会

明日は久々の保険指導会

(一社)愛知県鍼灸専門師会の事業として

健康保険取扱いの推進がある

保険者に適正な保険取扱いの指導をするために

毎月4人の保険指導理事が手分けして

60人の会員から集まるレセプトの書き間違いを直して

審査済みの捺印をしたうえで各保険者へ送るという作業

愛知県鍼灸専門師会審査済みの捺印が

水戸黄門のご印籠ならぬ保険者への担保となるので

レセの返戻がきわめて少なくなっている

漢祥院治療

昨日は2か月ぶりに

奈良の藤本漢祥院で連風先生の鍼治療を受けてきた

最近体調は良いので健康管理が目的

何も言わず脈を診てから背候診

蓮風先生は僕を直感で観察しているが

長年通っていると僕も連風先生の表情や動きを何気なく観察してしまう

昨日は表情が硬く一言も声をかけずに鍼をされたので

何かいつもと違うと直感

今朝のブログ「鍼狂人の独り言」を拝見して納得

歯痛でお困りだったようだ

対処法がいかにも鍼狂人らしいので

ぜひともご覧いただきたいと思う

http://blog.livedoor.jp/fujimoto1005/

妊娠おめでとうございます

42才

子供がほしいと打ち明けられて2年

人工授精などの不妊治療は望まれないので

排卵誘発剤と、黄体H剤を使い始めて3周期で

初めて妊娠を確認(6週)

補腎の目的で照海穴を用い

月経中は補血の目的で血海や三陰交に鍼治療

42才で自然妊娠の確率は5%未満にもかかわらず

あきらめずに2年間週に一度の通院で妊娠に至った

今後は流産予防を目的とした治療を続けて安産を目指しましょう

汗について

汗とは、陽気の働きによって津液が蒸発し

体表に排泄されたもので

陰液が陽気の宣発作用によって出たものが汗になる

また、汗は「汗は心液」、「血汗同源」とも言われ

心や血と関連性が深い

気温が高い状態や厚着での発汗は生理的に正常な発汗

汗は言うまでもなく体温を調節し、生体の陽気と陰液との平衡を維持している

汗の有無、かきかた、量、性質、発汗部位、随伴症状について

尋ねることにより、陽気と津液の状況および病邪の性質などを知ることができる

東洋医学では極めて重要な問診事項である

紹介者ありについて

当院で使用している北辰会カルテについて

予診表には患者さん自身に鉛筆で記入していただいている

書き方によってさまざまなことが解るので自筆が重要である

紹介者名の欄に書かれる紹介者のお名前の書き方で

紹介者が重要な方か否かも推測できる

紹介者と受診者に強い信頼関係がある場合には

問診もしやすく、初めから治療に対する期待度も高いので

治療効果が想像以上に良い場合がある

良好な信頼関係を築くうえで紹介者ありは非常に重要

あひる座りにご注意

畳の生活をされている女性に多い”あひる座り”

正座の姿勢で膝を曲げた状態で足を外側に広げる座り方

股関節の可動域が内旋は緩く、外旋が硬縮(パトリックテスト陽性)

仰臥位で足関節が内反していることが多い

この座り方は女性に多く仙腸関節が不安定となり

慢性腰痛や股関節痛の原因となることが多い

股関節が元々柔軟な人は問題ないが

股関節が硬い場合は注意が必要

心当たりがある人はいませんか?

冷飲過多による頭痛

高校生♂

季節の変わり目に後頭部の頭痛が続き嘔吐することもある

病院受診して”偏頭痛”の診断

トリプタン系のゾーミックを頓服すると一時的には緩和するが

頭痛が治っているわけではないので、再発を繰り返す

弁証:脾虚湿盛・肝陽上亢・瘀血症

処置:右肝兪に1番鍼で10~15分置鍼

経過:5回の施術で経過は良好

2日前に久しぶりに頭痛発症

舌診で白膩苔が厚いので、冷たいものを飲みすぎていないか問うと

蒸し暑かったので冷蔵庫で冷えた麦茶にさらに氷を入れて沢山飲んだとのこと

梅雨の湿気が多いときに冷たいものを飲みすぎたのが原因と説明し

東洋医学の病理を理解できたようだった

再発予防になるだろう