フォーカルジストニア

音楽家の手の「神経障害」の中で

フォーカル・ジストニアという病気がある

これは「次第に指のコントロールが失われ

勝手に曲がったり伸びたりしてしまう」症状

シューマン等歴史上著明な音楽家も多くかかっている疾患で

西洋医学的には原因は不明とされ

プロの音楽家にとっては音楽人生をも左右しかねない病気だ

早期に鍼治療を始めると効果的であるが

初期症状は違和感や、動かしにくさで早期診断に繋がりにくいのが問題点

子供のころから毎日の長時間の反復練習を繰り返すことがきっかけとなりやすいので

指導者がフォーカルジストニアを勉強して理解することが最も大切

疑いがあればレッスンを休ませる

できれば鍼治療を早めに受ける

この程度の対策で進行は抑制され

発病せずに未病で治せる可能性がある

特に20代の発症が多いので音大の指導者は熟知してほしいと思う

ダットスキャンとは

右上肢のこわばりと歩行の不安定が主訴で

内科→整形外科→神経内科→脳神経外科と盥回しにされた挙句

診断がつかない患者さんの話

私の診たてでは最初から”パーキンソン病”

今回神経内科の著名な医師をご紹介した結果

その医師は一目診て”パーキンソン病”でしょうと診たてた

第2日赤病院神経内科で”ダットスキャン検査”を受けた結果

特有の病変が認められパーキンソン病の確定診断となり

抗パーキンソン薬が漸く処方された

ダットスキャンは最近保険適用が認められ

レビー小体型認知症やパーキンソン病の早期診断の道が開けたと言える

http://www.nmp.co.jp/member/datscan/index.html

鍼灸治療と抗パーキンソン薬の併用が有効である

ダットスキャンとは

右上肢のこわばりと歩行の不安定が主訴で

内科→整形外科→神経内科→脳神経外科と盥回しにされた挙句

診断がつかない患者さんの話

私の診たてでは最初から”パーキンソン病”

今回神経内科の著名な医師をご紹介した結果

その医師は一目診て”パーキンソン病”でしょうと診たてた

第2日赤病院神経内科で”ダットスキャン検査”を受けた結果

特有の病変が認められパーキンソン病の確定診断となり

抗パーキンソン薬が漸く処方された

ダットスキャンは最近保険適用が認められ

レビー小体型認知症やパーキンソン病の早期診断の道が開けたと言える

http://www.nmp.co.jp/member/datscan/index.html

鍼灸治療と抗パーキンソン薬の併用が有効である

法改正の準備室

(公社)日本鍼灸師会では

法改正準備室を立ち上げ

あん摩はり師きゅう師法が法制定70周年となる

H29年12月に28年ぶりの法改正を目指している

法改正の大義には国民に寄与するものとするが

背景には

1)鍼灸専門学校、大学の急増によって定員割れが常態化→入学者の質の低下

2)免許取得者増と開業鍼灸院の縮小化により卒後教育の場がない

3)鍼灸学校教員の質の低下(臨床を知らない教員の増加)

法改正の目指す目標は

1)診断権を有し、同意書なしで保険診療ができること

2)4年生鍼灸大学とし卒後臨床実習を2年間義務化

3)専門分野に特化した認定制度を設ける

4)免許更新制の導入

5)卒後教育・生涯教育の義務化

他に多くの案が検討されており

上記の目標はあくまで最終目標なので

どこまで摺合せができるのかは未知数

とはいえ法改正という後ろ盾に頼ることなく

日々勉強と研鑽を続けることが

臨床家の責務であることは言うまでもない

はなあーと倒産

当院と同じ平成1年創業の

天白区植田の花屋さん”はなあーと”が

最近倒産した模様

負債総額は4億円!

広々したお店には季節の花やセンスの良い寄せ植え

鉢植えの花や観葉植物等がたくさんあって

いつもお客さんでにぎわっていたのでびっくり

当院でも鉢植えの花や緑、お祝いごとの花束を作っていただいて

重宝していた、先日も鉢植えの花を買いに行ったばかり

本業に精を出していれば4億円の負債などあり得ないと思う

適した運動とは

多くの不定愁訴が照海の補腎の治療で経過が良い患者さん

10月から体調不良が続いており

よく話を聞いてみると

友人とスポーツクラブに通い始め

有酸素運動を週に2~3回始めたことが判明

腎気虚証の素体なので体力はない

運動負荷をかけ過ぎた結果の体調不良だった

折角入ったスポーツクラブなので

有酸素運動よりもヨーガ教室をお勧めした

「体力がないから運動して体力をつけなくちゃ」

気虚の体質の人には要注意

緑が多い所をゆっくり散歩することがお勧め

愛知県庁訪問

昨日(一社)愛知県鍼灸師会から常任理事4名で

愛知県庁に出向き

愛知県健康福祉部保健医療局医務国保課の主幹はじめとする

医療行政の担当者6名と会談をした

主な議題は

①小児の発達障害・小児癲癇などへの小児はり治療の啓蒙

②地域医療連携サポートセンターに於ける多職種連携の在り方

③災害救助ボランティアに於ける鍼灸治療の関わり方

短い時間ではあったが鍼灸ボランティア活動について

行政への啓蒙にはなったと思う

三県合同研修会

22日(日)は第49回(愛知・岐阜・三重)三県合同研修会

主催は(一社)愛知県鍼灸師会なので

学術部としてこの2ヶ月準備に帆走したが

今夜でほぼすべての準備と打ち合わせが終ってホッとしている

当日は自分は座長を一講義担当

23日(月)は(公社)日本鍼灸師会中部ブロック会議のため

休診させていただきます。

http://aisenkai.harikyu.or.jp/pdf/49_sankengoudou.pdf

『2016年版 国民のための名医ランキング』

『2016年版 国民のための名医ランキング』

桜の花出版 発行 / 発売 星雲社
 
~いざという時の頼れる医師ガイド全国名医276人厳選』に

鍼灸師としてただ一人

師匠の藤本連風先生が選ばれた

この本は6年間かけて実態調査をしたもので

鍼灸師として多くの医師の中でただ一人選んだ見識は

信ずるに値する本であると確信した

興味のある方は是非ご覧ください(待合室に置いてあります)

http://sakuranohana.jp/books/9784434206887/

鍼灸治療への医師の評価

医師からの紹介患者さんに対しては

定期的に治療経過の報告をしている

医師も定期的に患者さんを診察しているので

鍼灸治療が介入して以降の客観的評価がされる

織田医師(統合医療医師)はこれが統合医療の優れた点であるという

今日報告した患者さんは西洋医学で難渋した症例が

鍼灸治療で明らかに良い変化を示しており

医師も”確かに変化がみられる”と鍼灸の効果を評価してもらった

患者さんと治療家で”治ってよかったね”ではなく

医師が認める症例を積み重ねることがとても大切だと思う