肝気の影響
今日は一息ついて雨
昨日までは連日20℃超えの日が多かった
肝気の上亢の影響が多い
「先生体がえらくてしんどいんです、すぐ横になりたくなります」
という患者さん
右太衝に一本鍼を打ってから1週間
「先生、あれから楽になって今日まで調子よかったです」
「先生頚肩が凝ってつらいんです」
という患者さん
右肝兪に一本打つと頚肩部の熱がとれて
「先生頚が冷えて楽になりました」
こんな患者さんが多い今日この頃
季節の変化を意識した治療は東洋医学の常識
今日は一息ついて雨
昨日までは連日20℃超えの日が多かった
肝気の上亢の影響が多い
「先生体がえらくてしんどいんです、すぐ横になりたくなります」
という患者さん
右太衝に一本鍼を打ってから1週間
「先生、あれから楽になって今日まで調子よかったです」
「先生頚肩が凝ってつらいんです」
という患者さん
右肝兪に一本打つと頚肩部の熱がとれて
「先生頚が冷えて楽になりました」
こんな患者さんが多い今日この頃
季節の変化を意識した治療は東洋医学の常識
先日新患さんの70%治せて
脱落1~2%
残りの約28%は治っていないが西洋医学的に治療法がなく
現状維持で通院中の患者さん,と書いたが
誤解を招くので補足します
現状維持といっても”ある程度症状が改善したうえでの現状維持”
であることを付け加えておきます
東洋医学は適応症は大変幅広い
藤本連風先生のブログ「鍼狂人の独り言」の
蓮風の玉手箱のなかで
http://www.sankei-kansai.com/cat541/
小児科医師から先生は初診患者さんの何割治せますか?
と問われ80%は治せるとおしゃった
小児科医師はそれはすごいことだと驚かれていた
かの藤本漢祥院では難病やがん患者さんが特別多いなかで
80%はやはりすご確率だと思う
翻って自分の臨床で何割の初診患者さんを治せているか?
難病やがん患者さは藤本漢祥院ほど多くはないが
結構難治性の疾患が増えている状況で
”師匠に遠慮して控えめに70%”ぐらいであろうか
残りの30%のなかで、治療途中の脱落による経過不明は1~2%
残りの約28%は治っていないが西洋医学的に治療法がなく
現状維持で通院中の患者さん
この数字をどのようにとらえるか
少しでも治る患者さんが増えるように努力を怠らないこと
生涯かけて挑む価値のある命題だ
皮膚を羽毛で撫でるように触診する
指先の感覚を研ぎ澄ますと
鍼を打つべきツボが見えてくる
そっと一本の鍼を打つ
脈や舌の変化を確かめる
患者さんの表情や気色の
良好な変化を確かめる
良い治療をするためには
常に五感を研ぎ澄ます鍛錬が求められる
スギ花粉がピークを迎えているようだが
昨年の2倍以上という予報は今のところ外れていて名古屋では例年並み
とはいえ、本日の来院患者さんの4人に1人(約20人)が
耳のツボにパイオネックス治療をリクエストされた
以前も述べたが、当院花粉症患者さんでは
8割の方はアレグラ等の抗アレルギー剤は内服なしでコントロールされている
耳の神門、内鼻、耳、気管などに0.3㎜のパイオネックスを貼付すると
驚くほど症状が軽減するので、週に一度反対側への貼り替え
患者さんが良く覚えているのでリクエストされるようになった
全身治療と組み合わせるこの処置で今年も多くの患者さんを助けることができる
http://www.n-cp.com
40代男性
主訴:数年前からの頚肩部痛
整形外科ではレントゲンで頸椎ヘルニアの診断
上肢のしびれはなく、頸椎の運動痛(-)
上肢反射正常、握力正常
患者さんは強い頸肩部の痛みを訴える
触診では頸肩部の緊張は認められないが、熱感が著明
四診合参し弁証は:肝鬱化火
処置は右肝兪に置鍼
治療後少し休んでいただく
治療後は痛みは半減
運動不足とストレスで気滞~内熱が上亢した状態で
暫く週に一度通院すれば治癒する見込み
患者さんの肩こりの訴えと筋緊張は一致しないという一例
整形外科でのレントゲン検査だけで
頸椎ヘルニアの診断ははあてにならないという一例でもある
2才の男の子
重症筋無力症に伴う眼瞼下垂、斜視、斜頸は消失
治療開始3カ月で抗ACHR抗体は初診時4.7→2.4に低下
プレドニンが25㎎→17.5㎎に減薬
主治医も経過が良いので減薬に前向き
小児鍼の効果とともに
幼児の驚くべき治癒力だ
先週頃から花粉症の症状を訴える患者さんが急増している
花粉飛散量の基準としている
環境省の”はなこさん”からの情報では
11日に飛散が多い日があったが
この1週間では1㎥あたり数十個程度(名古屋市北区の定点観測)
NHKTVの天気予報では今日は非常に多い
YAHOOの花粉情報でも今日は非常に多い
(1㎤あたり50個以上)花子さんの100倍!
これらの情報の出所を知りたいぐらい違いが大きいのは何故か?
中医学では陽気の高まりと花粉症の増悪が一致するので
患者さんにはそういった説明をしている
鍼灸治療で当院の花粉症患者さんは
ほぼコントロールできているのでご安心を
小児科鍼灸治療専門科が誕生
といってもこれは米国の話題
米国ワシントン州のある”病院”で
全米で初めて常設の小児鍼灸専門科を開設したとNBCテレビが紹介した
この小児鍼灸科は1年間のパイロット事業で
多くの患者から支持を得た結果
常設することが決まったそうだ
小児専門は初であるが米国の病院ではこういった事例が多く
患者さんにとって良い医療であれば取り入れる柔軟さが素晴らしい
小児疾患の多くで小児鍼は副作用がなく大変効果的で
当院でも疳の虫・夜泣き・アトピー・発達障害・てんかん・重症筋無力症等
小児難病にまで有効性が認められる症例が増えている
頚髄症の外科手術において
時に狭窄する頸椎に骨移植をして固定することがある
当然術後は頸椎可動域が低下し
放置すると激しい頸肩部痛や
広範囲に強い筋緊張を伴った痛みが発生する
外科医は手術は成功しているので治療法はないと
患者さんは見放されることになる
頚髄症の手術の後遺症に対する鍼灸治療は
痛みや関節可動域を改善することは勿論
心理的な抑鬱状態からも解放される
頚髄症に限らず
観血的な処置後、特に関節を固定術を行った後に
鍼灸治療をいち早く行うことでQOLが著しく改善する
多くの外科医にこのことを知って頂き
医療連携ができることを望んでいる
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