鍼灸治療と医療連携

全日本鍼灸学会学術大会、北海道大会に参加

最も印象が残ったセッションは

「開業鍼灸師における医療機関との連携」

地域の中核病院等との医療連携を20年積み重ねた開業鍼灸師と

連携先の産婦人科医、脳神経外科医、循環器科医師との医療連携の在り方を

ディスカッション

患者さんが安心してかかれる鍼灸院とは

鍼灸で何でも治ると患者さんを抱え込まず

解らないところは医師に紹介状を書き

画像診断や西洋医学的な病名診断を得ることも大切

自分も内科医、脳神経外科医、外科医、神経内科医、心療内科医、リウマチ専門医

などと医療連携をしてるが、更に連携医を増やす必要を感じた

鍼灸学会学術大会

明日は札幌市内で開催される

(公社)全日本鍼灸学学術大会に参加

毎年6月は日本東洋医学会学術大会の日程が重なり

暫くいけなかったが3年ぶりに参加することになった

明治国際医療大学大学院で学んでいる長男が

ポスターセッションではあるが症例報告をするので

応援したい親心もあってのことだが

多くのセッションを見ることで

臨床のヒントを得ることにも学会参加の意義は大いにある

紫陽花が咲きました

昨年移転したお祝いに元スタッフから頂いた紫陽花

花が終わってからスタッフが建物の南側に地植えをして一年

見事に満開に咲いてくれました

待合膣に置いたさわやかな白い花は

湿気の多い不快な気分を少し和らげているかも・・・

診療日変更

全日本鍼灸学会参加の為に診療日の変更があります

6月8日(水)休診
  9日(木)診療
 10日(金)診療
 11日(土)休診

札幌コンベンションセンターで12日13日

第65回(公社)全日本鍼灸学会北海道大会に参加してきます

ブリッジオブスパイ

昨日は2か月ぶりに日曜日にゆっくり時間ができたので

昼からレンタルビデオ屋にふらっと寄ると

以前から見たかった「ブリッジオブスパイ」があった!

スピルバーグの久々の新作

第二次世界大戦の直後の冷戦期を舞台にした

実話ベースのスパイもの

観終わった感想は「これは傑作!!」

主演はトムハンクス

この人は困難に立ち向かうクールな役が似合いますね

スマホめまい

現代人はスマホに依存し過ぎで

様々な問題を抱えている

不良姿勢からのストレートネック

頚肩凝りや頭痛

ブルーライトによる眼精疲労、近視

耳鼻科領域で問題になるのは

小さい画面を近くで見続けることにより

眼を動かす神経(動眼神経)と筋肉の動きが少なくなり

内耳の平衡感覚機能が鈍くなることで

めまいを誘発することがあるそうだ

日頃から動くものを見たり

頚を前後左右に良く動かすこともなく運動もしないで

スマホの画面を固まって見続けることには

本当に注意が必要であることに気付いてほしい

中部大学CAAC講義

昨日は中部大学の「アクティブシニアアゲインカレッジ」

東洋医学講座の最終日

4月から7コマの講義の最後は

鍼灸の公開臨床とした

参加者7名の内治療希望者3名

主訴①左頚肩部・肩関節痛:左後谿の鍼3分で痛みは消失

主訴②右膝関節痛:右脾募の打鍼と右公孫の5分の置針で痛みは消失

主訴③慢性の下痢:右太衝の7分の置針と太谿のお灸
         直後に効果は確認できないので、百会の熱が取れて
         舌裏の紅色が薄くなって、舌下静脈の怒張が軽減したのを見て
         鍼の効果に皆ビックリ

30分という短い時間で3人の治療をして全て主訴が消失ないし

体表観察上の良好な変化を目の当たりにした参加者の皆さんは

本当に熱心で前向きに人生をエンジョイされている方ばかり

2年連続して受けて、鍼灸のファンになった方も多く

それぞれお近くの鍼灸院にかかることになった

5人の鍼灸師のリレーで行われた「東洋医学講座」は大成功といえるだろう

人気の講座となったので来季は定員を倍増して募集するそうだ

院内勉強会

今夜は院内勉強会

M先生が先日大阪まで行って勉強してきた美容鍼をT先生に施術

院長への健康管理のための定期的鍼治療

新人スタッフは運動器疾患の検査法と記録の練習

中上級者は体表観察実技

今日も忙しくて皆お疲れモードではあるが

来週の勉強会はお休みなので皆頑張れ!!

関節性乾癬

指の関節の腫れと痛みで「関節性乾癬」の診断の患者さん

リウマトレックス(免疫抑制剤)を内服中

CRPは0.63

右合谷の鍼治療で理気清熱を4回

CRPは0.1以下と正常値に

指の痛みや手背の腫れが改善

効果がないので止めたかったリウマトレックスを中止することができた

今後は治癒を目指して通院頑張りましょう

久能俊雄先生

昨日は(一社)愛知県鍼灸師会主催の研修会で

メインの講師は

言語聴覚センターとよよあけ所長 久能俊雄先生による

「めまいの知識第2弾」

久能先生は耳鼻咽喉科医師であるが

摂食嚥下障害、聴覚障害、発達障害などを専門とし

ご自身の理想とする医療を実現されるために

あえて自費診療だけで保険を取り扱わない診療所を開設された

投薬せずに西洋医学的に考えられるあらゆる手法を用いて

難治性の上記の疾患に悩む患者を救うために

誠心誠意臨床家として戦っている稀有な医師である

在宅で摂食嚥下障害に苦しんでいる方は

ご相談されることををお勧めします

言語聴覚センターとよよあけ

http://www.yoimimi.jp/index.html