胎内記憶

お子さんができにくいご夫婦が鍼灸治療で妊娠すると

妊婦さんは体調管理の為に臨月まで鍼灸治療に

週に一回程度通院されることがほとんどだ

胎児の聴力が発達するのは妊娠20~25週

といわれているので3~4ヶ月間臨月まで

週に一度は担当する鍼灸師の声も聞こえていることになる

鍼灸治療で妊娠したこともあって

多くの方が赤ちゃんを見せに来て下さるので

我々にとっても嬉しい対面の時だ

担当していた鍼灸師が抱っこして声をかけると

産後間もないにもかかわらず

母親があやしているかのような笑顔を見せることが多い

他のスタッフが抱くよりも明らかに反応が良いのだ

胎内記憶はあなどれない

生姜灸とは

お灸にもいろいろあって

温灸の一種「生姜灸」をご紹介する

生姜を6㎜の厚さにスライスし

直径10mm程度に丸くする

次にジップロックで冷凍保存しておき

使用時にお湯で解凍

温かさを感じる程度に温度を調整し

水分を吸収して生姜の準備は完了

目的のツボに左右対称に生姜を置いて

その上に隔物灸用のモグサを円錐形に整え火をつける

心地よい温かさを感じるまで3~4回モグサを付け替える

施灸後の冷えの改善は顕著で

温かさが長時間続くのが特徴

この写真の患者さんは腎虚で下肢の冷えが顕著であったが

施灸後に”発汗するほど”に足がポカポカ温まった

挙児希望の方の子宮穴にも応用しはじめている

朝晩寒さを感じる季節になって応用が増えそうだ

慢性の咳には投薬よりも鍼灸が効果的

FACE BOOKに「海外鍼灸ニュース」というサイトがあるのでご紹介する

主に英語圏の鍼灸に関するニュースをシェアしており

科学とは別体系のエビデンスを重要視する上で

科学での証明が難しいものの

それでも現代社会における科学の影響力を借りていきたいと考え

エビデンスの報告の多い海外からのニュースを伝えている

http://healing-studio.com/seki.html

放射線副作用に鍼治療

ある胃癌患者さんに対して放射線治療後の副作用による

胃痛・食欲不振・体のだるさに対して鍼灸治療を

放射線治療と並行して続けた結果

約2ヶ月で副作用による症状は消失

医師から告げられた副作用より

軽く早く消失した

癌に対する抗癌剤や放射線治療の副作用

外科的手術後の後遺症に対して

速やかに鍼灸治療を受けることで

患者さんの苦痛を緩和することができることを

癌治療に取り組む医師に知ってほしい

寒露

今日は二四節気でいう「寒露」

秋の長雨も終わり、草木に降りる露も冷たく感じる

冷たい空気を感じ始める時期

先日の台風で秋雨前線が動き

寒冷前線が定期的に通過するが

大陸からの乾燥した空気が入ってくるようになり

朝晩は過ごしやすくなってきた

この時期は下焦が冷えやすいので

入浴で下半身をゆっくり温めることがよい

名大統合統合ヘルスケアチーム公開RTD

11月13日名古屋大学附属病院総合診療科

統合ヘルスケアチームが公開RTD(ラウンドテーブルディスカッション)

を開催することになった

医師・中医師・保健師・鍼灸師・管理栄養士・ヨーガセラピスト・臨床心理士

アロマセラピスト・パーソナルトレーナーからなる

多職種連携チームで実際に臨床が始まっているが

臨床に携わる医療従事者対して

RTDの実際を公開するのも日本初の試み

二つある症例の一つを自分は鍼灸師代表としてアセスメントプランを提示することになった

あと一ヶ月準備で忙しくなりそう

院内勉強会

今日の勉強会は

O先生の問診トレーニング第3回目

体調不良スタッフへの鍼灸治療

スタッフ同士の四診特に体表観察と

打診・刺鍼トレーニング

長引く湿邪

1ヶ月毎日多湿の日ばかり続いている

日によっては30℃まで気温が上がるので

「だるい」「胃腸の調子が悪い」などの訴えが多い

秋雨前線が長期間日本列島に居座っているのが原因

まだしばらくこの状態は続きそうなので

飲食不節や過労にならないよう養生が必要

ブログを始めた動機

そもそもこのブログを書き始めた動機

鍼灸治療は一般には

「肩凝り・腰痛・神経痛には効きそうだ」というイメージを覆し

東洋医学の素晴らしさを多くの人に知ってほしい

こんなに多くの病や症状に鍼灸は効果があります

というメッセージを発信し続けることで

西洋医学で治らない病で苦しんでいる多くの人を救いたい・・・

その内容に誇張はなく真実をありのままに書いている

SNSだからこそそうでなければならないし

このブログを訪れる方とのご縁を大切にしたいと思う

http://www.n-

還暦!

今日はスタッフが誕生日をケーキで祝ってくれました

気が付けば早や還暦

叱ってくれる人もいなければ

褒めてくれる人もいない

自分で戒めて

自分で褒めるのだ