コンビニ食の危険性その3

食品のpHを調整し、腐敗を防ぐ「pH調整剤」も、

複数の添加物を使っても一括表示で済みます。

これにもリン酸塩が加えられています。

したがって、コンビニ食品を選ぶ際は、

原材料名表示に「調味料(アミノ酸等)」「pH調整剤」

が記載されていないものを選びましょう。

コンビニ食の危険性その2

そこで最近、食品業界でよく行われているのが「リン酸塩隠し」です。

手口は「調味料(アミノ酸等)」にリン酸塩を使うというものです。

リン酸塩を使っていても「調味料(アミノ酸等)」の一括で表示できることが

食品衛生法で定められています。

通常、化学調味料のグルタミン酸ナトリウム、

コハク酸ナトリウム、リボヌクレオチドが併せて使われて

「調味料(アミノ酸等)」になっていますが、これにリン酸塩を加えるわけです。

以下続く

コンビニ食の危険性その1

弁当やおにぎりサンドイッチは

コンビニの主力商品

食べすぎると

身体によくなさそうだと誰もが思っている

名大統合ヘルスケアチームの栄養士の先生から

コンビニ食の危険性について、情報を得たのでお知らせを・・

コンビニ食品の多くは、保存性や安定性を高めるために食品添加物(指定添加物)のリン酸塩や

縮合リン酸塩(ピロリン酸塩、ポリリン酸塩、メタリン酸塩)を使用しています。

このリン酸塩類は人体内の血液からカルシウムを取り去って沈殿させてしまいます。

その結果、胃、腎臓、大動脈に石灰が結着し、さまざまな疾病を起こします。

骨を弱くし、骨粗鬆症の原因にもなります。

さらに、微量元素(ミネラル)の亜鉛を吸着して体外に出してしまい、

味覚障害を引き起こすこともわかっています。

以下続く

名古屋大学統合ヘルスケアチームRTD

昨日は名古屋大学医学部 統合ヘルスケアチームRTDに参加

名大病院総合診療科受診患者6症例のディスカッション

いつも勉強させていただくのは

臨床心理士のカウンセリング能力

管理栄養士の食事指導

産業医の洞察力

薬の知識(効能と副作用)

視点を変えて疾病を捉え

臨床能力を高めるための

ワクワクする4時間

熱中症の対応

梅雨明け前から全国的に高温が続いているので

熱中症と思われる患者さんが増えている

野外でスポーツをする場合には特に注意が必要

頭痛、だるさ、吐き気、などを感じたら

スポーツドリンクや塩分を摂取

日陰や涼しい場所に速やかに移動し

脇の下や頸動脈に保冷剤等をハンカチに巻いて当て

頭に行く太い血管を冷やす

保冷剤がなければ自販機の冷たい飲み物でも代用できる

応急処置で改善しなければ迷わず病院に直行すること

頭重やだるさが残ったら東洋医学の出番

こもった熱を速やかに冷ます”清熱”の処置で

寛解することができる

横アーチに問題があるモートン病の対応

足の裏の指の関節周囲の痛み(灼熱感を伴う場合も)痺れがある場合

それはモートン病かもしれない

整形外科で診断されるても治療法がなく

当院に来院される方が増えている

殆どの症例で空間的な歪を整える

「空間診」による少数鍼で治してきたが

治療に抵抗する場合

足のアライメントを観察すると

前足部横アーチの低下が認められることが解ってきた

前足部横アーチは

緩衝作用と体重支持に働く

第1~5中足骨頭で構成されるアーチ

横アーチを構成する重要な筋は、長腓骨筋と後脛骨筋

この2つの筋は下腿の外側、内側から回り込み

長腓骨筋は外側から第1中足骨を外側へ

後脛骨筋は内側から第2~4中足骨を内側に引き込んで

互いに、骨を引き込みあうことで、横アーチを形成している

対策は鍼治療と並行して筋力増強トレーニングが有効

自宅でセラバンドを用いた長腓骨筋と後脛骨筋を鍛え

床に置いたバスタオルを足の指で引き寄せる運動も

横アーチをつくるために効果的であることが示された

院内勉強会

今夜は院内勉強会

チーム①

トライデント美容鍼灸科卒業の芳賀先生から

美容鍼の施術講義+実技指導

チーム②

発達障がい勉強会に向けて、症例報告の作成

チーム③

北辰会式体表観察実技

院長

出納帳の作成

愛知県鍼灸師会関連の業務連絡事項作成

22:30まで頑張りましょう

過剰な食欲を抑制する

ダイエット目的の耳ツボ療法は昔から存在するが

中には健康食品を抱き合わせで販売するなど

無資格者による高額で怪しい施術も多い

当院では耳つぼダイエットについて

一切施術しない方針をとってきた、が

親しくさせていただいているある医師が

過剰な食欲を抑制することは心身の健康に重要で

治療として耳ツボを使っては、とのアドバイスを頂き

ストレスフルによる過剰な食欲を抑制する目的で

耳ツボの神門・飢点に0.3㎜のパイオネックスを

患者さんに試したところ

90%の有効率が得られた

ダイエット目的ではなく

健康増進のために必要であれば

取り入れるというスタンスで

症例を増やしたいと思っている

母のこと

昨日は母の84才の誕生祝の食事会

妹、私、妻、母の4人水入らずで食事を楽しんだ

母は小学生の時に両親を病気で亡くし

幼少時は兄弟3人が離れ離れになって

想像を絶する苦労をしたらしい

姉は糖尿病と認知症で施設暮らし

弟は糖尿病と胃がんで闘病中

母は3人兄弟では一番元気で健康

時病だった糖尿病も治った

同じ兄弟で何が違うかと言えば

①根っからの明るく前向きな性格

②歩いて20分の東別院(お寺)で週に5日しているボランティア

③一人暮らしで友達が多い

④50歳から30年間週に一度の鍼治療を欠かさないこと

いつまでも元気でいてほしいと心から思う

名大医学部総合診療科統合ヘルスケアチームについて

【私が所属する“名古屋大学医学部統合ヘルスケアチームとは】

2012年名古屋大学医学部附属病院総合診療科において

「統合ヘルスケアチーム」が結成され

日本初の統合医療の実践が始まった

統合ヘルスケアとは、医師と患者の※コンコーダンスに基づき

西洋医学と補完代替療法とを融合(単なる併用ではない)させた上で最適な治療を行うこと

名古屋大学医学部研究棟でラウンドテーブルディスカッション(症例検討会)

が3ケ月に1回行われ設立当初から参加している

名大統合ヘルスケアチームのメンバーは

医師、中医師、鍼灸師、保健師、運動療法士

管理栄養士、臨床心理士、芳香療法士、ヨーガ療法士で構成される

どこへ行っても何をしても改善がみられない

難治性患者のために「多職種連携」し

多角的なアプローチを行う統合ヘルスケアは

今後ますます必要とされる医療になると考えられる

総合診療医の先生たちと熱いディスカッションを交わしていくことで

更に臨床能力を高めたいと思っている

※コンコーダンスとは、「患者を尊重し、医師と患者が一緒になって
治療方針の合意に至るプロセス」という医療の考え方